Web Syllabus(講義概要)
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コミュニケーション演習
英文名 Communication Practice
科目概要 看護学科2年後期、1群科目、必修、演習、2単位(60時間)
担当者 (◎は科目責任者,※は実務経験のある教員) ◎中戸川 早苗※和田 公一和田 千珠子和田 美珠井手段 幸樹※
講義室
備考 科目ナンバリングコード:WN102-Sh03

授業の目的

人間や健康を包括的に捉え看護を展開するためにはコミュニケーション技術が必要不可欠となる。臨床の場に活用できるコミュニケーションの手段と意義を理解し、対象の多様な価値観・信条や生活背景を尊重し、対象との相互作用が図れ、健康問題に向き合えるよう人間関係を構築するための基本的なコミュニケーション能力を修得する。コミュニケーションに関連する看護理論や倫理的配慮を学ぶとともに、看護師として必要なカウンセリングの基礎知識を学修する。
また、自分自身のコミュニケーションの特徴を知り、効果的なコミュニケーションにつなげるための方法を追究する。

教育内容

1.人間関係の基盤となる自己と他者の関係性について講義する。
2.人間関係形成の理論と実際について、事例を用いて説明し、関連するコミュニケーション場面を想定した演習を行う。
3.円滑な人間関係を築くために必要な自己の課題について取り上げ、演習および振り返りを行う。

教育方法

・パワーポイントおよび講義資料を用いた講義形式(対面授業)で進める。
・各自が得た考察を基にグループワークを行い、学習成果の発表や討議を重ねるとともに、グループワークでの学びを踏まえた課題を課す。課題については、学生全体への講評を行いフィードバックを行う。

実務経験の授業への活用方法

中戸川早苗 井手段幸樹:看護師・保健師の臨床経験を踏まえ、事例を用いながら講義とグループワークを展開し、看護の対象となる人の多様な価値観・信条や生活背景を尊重し、対象との相互作用が図れるよう講義し、コミュニケーションに関する理論と看護実践が結びつくよう教授する。

卒業・学位授与の方針と当該科目の関連

◎:DP2、DP3 

授業内容(シラバス)

項目 内容 担当者
第1・2回 オリエンテーション
対人関係とコミュニケーション
対人関係論を学ぶ意義を踏まえ、ペプロウの看護理論を手がかりとして、人間関係の中における自己と他者の関係性および、対人関係を支える基盤としてのコミュニケーションの基本的な考え方について学ぶ。 中戸川 早苗
第3・4回 医療倫理場面におけるコミュニケーション 健康問題をもつ人々の治療的環境において、医療者が直面する倫理的、道徳的問題とコミュニケーションについて学び、援助的コミュニケーション場面における医療者の姿勢について追求する。 中戸川 早苗
第5・6回 医療提供場面におけるコミュニケーションの実際 医療提供場面における多様なコミュニケーションについて理解し、どのような場面においても対象を全人的にとらえて医療を展開していくコミュニケーションの実際について学ぶ。 中戸川 早苗
第7・8回 コミュニケーションの種類と機能 言語的コミュニケーションと非言語的コミュニケーションへの理解を深め、その相補性について学び、コミュニケーションはメッセージから内容と関係を考えて意味づけするプロセスであることを理解する。演習を通してコミュニケーションの機能について追求する。 中戸川 早苗
第9・10回 人間関係をつくる理論と技法(1) 集団、組織におけるコミュニケーションにおいて、好き嫌いの人間関係、対人認知の偏り等への理解を深め、演習を通して、ここちよい人間関係をつくるために必要な自己開示について追求する。 中戸川 早苗
第11・12
人間関係をつくる理論と技法(2) 聴力や視力の低下、認知機能に衰えが認められる高齢者の身体的特徴を理解し、その状態に応じて高齢者とかかわり双方の信頼関係の構築を図りながらニーズを把握するコミュニケーションについて学ぶ。また、生が終わる時まで最善の生を生きることができるように支援する(エンド・オブ・ライフケア)の際に求められるコミュニケーションについても追求する。演習を通して、高齢者それぞれの個性や人生経験を尊重するために求められるコミュニケーションへの理解を深める。 中戸川 早苗
第13・14回 人間関係をつくる理論と技法(3) 神経疾患等により言語、文字、身振りなどを媒介して意思や感情、思考を伝達し合うことが困難になった患者の体験を理解し、演習を通して患者が心豊かに生活していくために必要な支援について学び、意思伝達が困難な患者とのコミュニケーションについて理解を深める。 井手段 幸樹
第15・16回 人間関係をつくる理論と技法(4) 小児を看護する際には、子どもと家族と出会ったその日から関係づくりが始まり、子どもと家族が中心であることを常に意識し子どもと家族に誠実に向き合うコミュニケーションが求められることをご家族の語りから学ぶ。演習を通して、個々の子どもと家族の想いやニーズ、体験を理解し、尊重しながら同じ目標に向かって一緒に考え歩んでいくコミュニケーションの方法について学習する。 中戸川 早苗
和田 公一
和田 千珠子
和田 美珠
第17・18回 人間関係をつくる理論と技法(5) 病気や障害をもちながら地域で暮らす人、ご家族の体験を聴き、その語りからご本人や家族の希望、選択を尊重する視点や支援を行う際のコミュニケーションについて学ぶ。病気や障害をもちながら生きる人が、その人らしく生きることができるように支援するために必要なコミュニケーションの方法について演習を通して学習する。 中戸川 早苗
和田 公一
和田 千珠子
和田 美珠
第19・20回 人間関係をつくる理論と技法(6) 医療の対象とより良い関係、患者-医療者の信頼関係を構築するために必要な技法である関係構築の技法(感情探索の技法、表出された感情に対する技法)や質問技法について学び、演習を通してそれら技法を統合して活用することについて学習する。 井手段 幸樹
第21・22回 臨床コミュニケーションの基礎知識となる対人関係の基礎理論 コミュニケーションにおいて相手の立場に立って理解しようとする態度をもてるようカウンセリングマインドについて学び、演習を通して対象の考えや価値観を受け止め尊重できるよう学習する。 井手段 幸樹
第23・24回 援助的コミュニケーションと実践(1) 人間関係における自分のパターンを理解し、円滑な人間関係を築くために必要な課題を追求し、自己のコミュニケーションの特徴を知る。
また対人コミュニケーションの前提は、安定している自分であることを理解し、セルフコントロールについても演習で獲得する。
中戸川 早苗
第25・26回 援助的コミュニケーションと実践(2) 医療者と患者は、患者に利益をもたらす援助関係を築き、患者と医療者は共同して問題を解決し、やがて患者は自立を取り戻していく。その実現を促す治療的関係について学び、治療的コミュニケーションへの理解を深める。演習を通して治療的コミュニケーションのスキルについて学習する。 中戸川 早苗
第27・28回 援助的コミュニケーションと実践(3) 効果的な医療がうちたてられる基盤となる信頼関係について、その土台を築き、確立し、継続していくために必要なコミュニケーションへの理解を深め、追究する。 中戸川 早苗
第29・30回 援助的コミュニケーション場面の振り返り 援助的コミュニケーション場面に必要な医療者としての姿勢について、これまでの演習内容を振り返りグループワークを通して追究し、自己活用を生かした自分なりのコミュニケーションについて考察する。 中戸川 早苗
第1・2回
項目
オリエンテーション
対人関係とコミュニケーション
内容
対人関係論を学ぶ意義を踏まえ、ペプロウの看護理論を手がかりとして、人間関係の中における自己と他者の関係性および、対人関係を支える基盤としてのコミュニケーションの基本的な考え方について学ぶ。
担当者
中戸川 早苗
第3・4回
項目
医療倫理場面におけるコミュニケーション
内容
健康問題をもつ人々の治療的環境において、医療者が直面する倫理的、道徳的問題とコミュニケーションについて学び、援助的コミュニケーション場面における医療者の姿勢について追求する。
担当者
中戸川 早苗
第5・6回
項目
医療提供場面におけるコミュニケーションの実際
内容
医療提供場面における多様なコミュニケーションについて理解し、どのような場面においても対象を全人的にとらえて医療を展開していくコミュニケーションの実際について学ぶ。
担当者
中戸川 早苗
第7・8回
項目
コミュニケーションの種類と機能
内容
言語的コミュニケーションと非言語的コミュニケーションへの理解を深め、その相補性について学び、コミュニケーションはメッセージから内容と関係を考えて意味づけするプロセスであることを理解する。演習を通してコミュニケーションの機能について追求する。
担当者
中戸川 早苗
第9・10回
項目
人間関係をつくる理論と技法(1)
内容
集団、組織におけるコミュニケーションにおいて、好き嫌いの人間関係、対人認知の偏り等への理解を深め、演習を通して、ここちよい人間関係をつくるために必要な自己開示について追求する。
担当者
中戸川 早苗
第11・12
項目
人間関係をつくる理論と技法(2)
内容
聴力や視力の低下、認知機能に衰えが認められる高齢者の身体的特徴を理解し、その状態に応じて高齢者とかかわり双方の信頼関係の構築を図りながらニーズを把握するコミュニケーションについて学ぶ。また、生が終わる時まで最善の生を生きることができるように支援する(エンド・オブ・ライフケア)の際に求められるコミュニケーションについても追求する。演習を通して、高齢者それぞれの個性や人生経験を尊重するために求められるコミュニケーションへの理解を深める。
担当者
中戸川 早苗
第13・14回
項目
人間関係をつくる理論と技法(3)
内容
神経疾患等により言語、文字、身振りなどを媒介して意思や感情、思考を伝達し合うことが困難になった患者の体験を理解し、演習を通して患者が心豊かに生活していくために必要な支援について学び、意思伝達が困難な患者とのコミュニケーションについて理解を深める。
担当者
井手段 幸樹
第15・16回
項目
人間関係をつくる理論と技法(4)
内容
小児を看護する際には、子どもと家族と出会ったその日から関係づくりが始まり、子どもと家族が中心であることを常に意識し子どもと家族に誠実に向き合うコミュニケーションが求められることをご家族の語りから学ぶ。演習を通して、個々の子どもと家族の想いやニーズ、体験を理解し、尊重しながら同じ目標に向かって一緒に考え歩んでいくコミュニケーションの方法について学習する。
担当者
中戸川 早苗
和田 公一
和田 千珠子
和田 美珠
第17・18回
項目
人間関係をつくる理論と技法(5)
内容
病気や障害をもちながら地域で暮らす人、ご家族の体験を聴き、その語りからご本人や家族の希望、選択を尊重する視点や支援を行う際のコミュニケーションについて学ぶ。病気や障害をもちながら生きる人が、その人らしく生きることができるように支援するために必要なコミュニケーションの方法について演習を通して学習する。
担当者
中戸川 早苗
和田 公一
和田 千珠子
和田 美珠
第19・20回
項目
人間関係をつくる理論と技法(6)
内容
医療の対象とより良い関係、患者-医療者の信頼関係を構築するために必要な技法である関係構築の技法(感情探索の技法、表出された感情に対する技法)や質問技法について学び、演習を通してそれら技法を統合して活用することについて学習する。
担当者
井手段 幸樹
第21・22回
項目
臨床コミュニケーションの基礎知識となる対人関係の基礎理論
内容
コミュニケーションにおいて相手の立場に立って理解しようとする態度をもてるようカウンセリングマインドについて学び、演習を通して対象の考えや価値観を受け止め尊重できるよう学習する。
担当者
井手段 幸樹
第23・24回
項目
援助的コミュニケーションと実践(1)
内容
人間関係における自分のパターンを理解し、円滑な人間関係を築くために必要な課題を追求し、自己のコミュニケーションの特徴を知る。
また対人コミュニケーションの前提は、安定している自分であることを理解し、セルフコントロールについても演習で獲得する。
担当者
中戸川 早苗
第25・26回
項目
援助的コミュニケーションと実践(2)
内容
医療者と患者は、患者に利益をもたらす援助関係を築き、患者と医療者は共同して問題を解決し、やがて患者は自立を取り戻していく。その実現を促す治療的関係について学び、治療的コミュニケーションへの理解を深める。演習を通して治療的コミュニケーションのスキルについて学習する。
担当者
中戸川 早苗
第27・28回
項目
援助的コミュニケーションと実践(3)
内容
効果的な医療がうちたてられる基盤となる信頼関係について、その土台を築き、確立し、継続していくために必要なコミュニケーションへの理解を深め、追究する。
担当者
中戸川 早苗
第29・30回
項目
援助的コミュニケーション場面の振り返り
内容
援助的コミュニケーション場面に必要な医療者としての姿勢について、これまでの演習内容を振り返りグループワークを通して追究し、自己活用を生かした自分なりのコミュニケーションについて考察する。
担当者
中戸川 早苗

到達目標

1.コミュニケーションにおける基礎的な理論や重要概念を説明できる。
2.コミュニケーションの手段と特徴について説明できる。
3.コミュニケーションと対人関係の関連について説明できる。
4.臨床の場におけるコミュニケーションの特徴と意義を述べることができる。
5.健康問題をもつ人々との信頼関係の形成に必要なコミュニケーションを展開できる。

評価方法

1)課題レポート(40%)、2)課題提出(30%)、3)グループワークへの参加態度(30%)により総合的に評価する。
評価基準:
・課題レポートでは、講義の内容から、対人関係に関して理解した内容について具体的かつ丁寧に論述できているかを評価する。
・課題提出では、対人関係について講義やグループワークを通して学んだことを具体的に述べられているかを評価する。
・グループワークへの参加の様子、発表場面での発言の様子などから目標の達成度として総合的に評価する。

準備学習(予習・復習等)

【予習・復習に必要な時間数:30時間】
予習:次回の講義項目に関係する事項の予習やグループワークの準備をして授業に臨む。
復習:配付資料と講義内容をもとに復習し、疑問点を明らかにする。

備考・その他

(なし)

教材

種別 書名 著者・編者 発行所
教科書 授業内で提示する。
参考書 授業内で提示する。
教科書
書名
授業内で提示する。
著者・編者
発行所
参考書
書名
授業内で提示する。
著者・編者
発行所