
| 英文名 | Pharmacology | |
|---|---|---|
| 科目概要 | 医療検査学科3年後期、2群科目、必修、講義、1単位(30時間) |
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| 担当者 | (◎は科目責任者,※は実務経験のある教員) ◎中原 努 | |
| 講義室 | ||
| 備考 | 科目ナンバリングコード:WL201-Pp06 |
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薬物の受容体との相互作用、薬物代謝および排泄については、肝臓や腎臓の機能、酵素の働き、薬物の代謝物の作用などついて理解する。また、糖尿病治療薬、脂質異常症治療薬、降圧薬など代表的な薬物について分類や作用機序、主な副作用について学習するとともに臨床検査の検査結果に与える影響などについても修得し、チーム医療における他職種連携の重要性について深く理解することを目指す。
1.薬理作用と薬物動態について学ぶ。
2.薬理作用に影響を与える因子について学ぶ。
3.薬物と食物の相互作用について学ぶ。
4.代表的な疾患と治療薬および検査結果に与える影響について学ぶ。
・パワーポイントと教科書を用いた講義形式ですすめる。
・小テストを課した際は、フィードバックとして実施後に模範解答を全体に示し解説を行う。
◎:DP1,DP4
〇:DP2,DP3
| 回 | 項目 | 内容 | 担当者 |
|---|---|---|---|
| 第1回 | 薬理学とは | 医療における薬理について講義する。薬物治療は患者に対し侵襲が低く多用されている方法であり、臨床検査の対象となる患者の多くも薬物治療を受けている。そのため臨床検査値を網羅的に解釈する上でも薬理学の理解は必要となる。 | 中原 努 |
| 第2回 | 生体における薬物の移動 | 薬物の吸収・代謝・排泄について講義する。主な薬物の体内動態を理解し、血中薬物濃度が各種臓器疾患により変動することを理解する。 | 中原 努 |
| 第3回 | 薬物に影響を与える因子 | 内因および外因的な要因による影響について講義する。薬理作用に影響を与える要因のうち生体側の生理的変動や剤形や投与条件などについて理解する。 | 中原 努 |
| 第4回 | 薬物の効く仕組み | 薬理作用の仕組みについて講義する。多くの薬剤は生体反応の仕組みに対して影響を及ぼし、薬理作用を発揮することを理解する。 | 中原 努 |
| 第5回 | 薬物の相互作用 | 薬物動態的相互作用について講義する。薬物治療を行う場合は複数剤同時に使用することが多く、一剤だけの作用とは異なることを理解する。また、薬物と食物の相互作用についても学ぶ。 | 中原 努 |
| 第6回 | 副作用・中毒とTDM | 薬物による有害作用とTDMについて講義する。主な薬物についての有害作用発現の機序や症状などを理解し、血中薬物濃度測定の対象薬物について学ぶ。 | 中原 努 |
| 第7回 | 抗感染症薬 | 抗感染症薬について講義する。細菌、真菌、ウイルスそれぞれの抗感染症薬について学び、主作用と副作用の機序を理解する。 | 中原 努 |
| 第8回 | 糖尿病治療薬 1 | インスリン製剤について講義する。糖尿病とインスリン治療について学び、インスリン製剤の種類と主作用および副作用について理解する。 | 中原 努 |
| 第9回 | 糖尿病治療薬 2 | インクレチン薬、経口血糖降下薬について講義する。それぞれの薬剤について、種類と主作用・副作用を学び、臨床検査値への影響について理解する。 | 中原 努 |
| 第10回 | 脂質異常症治療薬 1 | 脂質異常症とコレステロール低下薬について講義する。脂質異常症について学び、コレステロール低下薬の種類とそれぞれの主作用・副作用および臨床検査値への影響について理解する。 | 中原 努 |
| 第11回 | 脂質異常症治療薬 2 | トリグリセライド低下薬について講義する。薬剤の種類と主作用・副作用および臨床検査値への影響について理解する。 | 中原 努 |
| 第12回 | 痛風治療薬 1 | 痛風発作治療薬について講義する。薬剤の種類と主作用・副作用および臨床検査値への影響について理解する。 | 中原 努 |
| 第13回 | 痛風治療薬 2 | 高尿酸治療薬について講義する。薬剤の種類と主作用・副作用および臨床検査値への影響について理解する。 | 中原 努 |
| 第14回 | 利尿薬 | 利尿薬について講義する。薬剤の種類と主作用・副作用および臨床検査値への影響について理解する。 | 中原 努 |
| 第15回 | 抗高血圧薬 | 降圧薬について講義する。薬剤の種類と主作用・副作用および臨床検査値への影響について理解する。 | 中原 努 |
1.薬物の体内動態について説明できる。
2.薬物と食物の相互作用について説明できる。
3.薬物の主作用・副作用について説明できる。
4.薬物の臨床検査値への影響について説明できる。
1)定期試験(70%)、2)小テスト(30%)により評価する。
評価基準:
・定期試験では、講義で学習した内容についての問題に正しく解答できるかを評価する。
・小テストでは、数回の講義で学習した内容についての問題に正しく解答できるかを評価する。
【予習・復習に必要な時間数:15時間】
予習:教科書をもとに予習を行う。
復習:講義内容をもとに復習を行う。
【関連科目】臨床化学Ⅰ・Ⅱ、微生物学Ⅰ・Ⅱ、チーム医療論
| 種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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| 教科書 | 疾病の成り立ちと回復の促進 薬理学 |
中島 敏勝 | 医歯薬出版 |
| 参考書 | 薬がみえるvol.1〜4 | メディックメディア |