Web Syllabus(講義概要)
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遺伝子染色体検査学実習
英文名 Laboratory in Gene and Chromosome Testing
科目概要 医療検査学科3年前期、3群科目、必修、実習、1単位(45時間)
担当者 (◎は科目責任者,※は実務経験のある教員) ◎山口 聖子小林 健司星田 政行長塩 亮朽津 有紀
講義室
備考 科目ナンバリングコード:WL304-Cg04

授業の目的

近年、癌や遺伝性疾患など多くの疾患で染色体異常や遺伝子変異に基づく分子病態が解明され、診断に染色体検査や遺伝子検査が必須となる疾患が増えた。本実習は、遺伝子および染色体を扱う検査に必要な基本的技術を習得することを目的とする。講義だけでは理解することが難しい分野であるため、実際に核酸抽出から遺伝子増幅、染色体標本の作製から染色まで、一連の実技を実践することで検査原理はもとより結果の解釈についても習得する。

教育内容

1.口腔上皮細胞からDNAを抽出し、フェノールクロロホルム法の原理と実技を学習する。
2.核酸塩基の紫外領域の吸光度を測定し、DNA定量の原理を学習する。
3. PCRを行うことで、遺伝子増幅検査の原理と実技を学習する。
4.アガロースゲル電気泳動を行うことで、核酸検出の原理と実技を学習する。
5.培養細胞を用いた染色体標本の実技を学習する。
6.作製した染色体標本を用いて染色体染色法の実技を学習する。
7.ホルマリン固定パラフィン包埋細胞を用いたin situ hybridization法の作業を行い、ウイルスRNAの
 発現を検出する。

教育方法

・配布した実習テキストおよび資料を用いて実習内容の説明を行った後、実習を行う。
・手技に関しては、デモンストレーションを行った後、実践してもらう。
・レポートについては、評価後コメントを記載し返却する。

卒業・学位授与の方針と当該科目の関連

◎:DP2,DP4
○:DP1,DP3,DP5

授業内容(シラバス)

項目 内容 担当者
1 遺伝子検査実習講義
(2時間)
DNA抽出から核酸増幅産物の検出まで、遺伝子検査実習の目的と実習内容について説明する。 山口 聖子
小林 健司
星田 政行
2~4 DNAの抽出
核酸塩基の吸収スペクトル
DNAの定量
(6時間)
口腔上皮細胞からDNAを抽出する。
紫外領域における核酸構成塩基の吸光度を測定し、吸収スペクトルを調べる。
抽出したDNAの濃度を測定する。
山口 聖子
小林 健司
星田 政行
5~7 in situ hybridization法
(6時間)
ホルマリン固定パラフィン包埋細胞を用いたin situ hybridization法の作業を行い、ウイルスRNAの発現を検出する。in situ hybridization法で染めた切片を顕微鏡で観察する。 長塩 亮
朽津 有紀
山口 聖子
小林 健司
星田 政行
8~9 PCR法
(4時間)
抽出したDNAを用いてPCRを行う。 山口 聖子
小林 健司
星田 政行
10~14 DNAの切断
電気泳動法
(10時間)
PCR増幅産物を制限酵素により切断する。
制限酵素処理したDNAと未処理のDNAを用いてアガロースゲル電気泳動を行い、泳動パターンを比較する。
山口 聖子
小林 健司
星田 政行
15 染色体検査実習講義
(2時間)
染色体標本の作製から染色体分染法まで、染色体検査の目的と実習内容について説明する。 山口 聖子
小林 健司
星田 政行
16~20 染色体標本の作製
(10時間)
ヒトTリンパ球を培養し染色体標本を作製する。 山口 聖子
小林 健司
星田 政行
21~23 染色体分染法
(6時間)
作製した染色体標本を用いてG分染法を行い、染色体を顕微鏡で観察する。 山口 聖子
小林 健司
星田 政行
24 実習総括
(2時間)
遺伝子検査および染色体検査の振り返りを行う。 山口 聖子
小林 健司
星田 政行
1
項目
遺伝子検査実習講義
(2時間)
内容
DNA抽出から核酸増幅産物の検出まで、遺伝子検査実習の目的と実習内容について説明する。
担当者
山口 聖子
小林 健司
星田 政行
2~4
項目
DNAの抽出
核酸塩基の吸収スペクトル
DNAの定量
(6時間)
内容
口腔上皮細胞からDNAを抽出する。
紫外領域における核酸構成塩基の吸光度を測定し、吸収スペクトルを調べる。
抽出したDNAの濃度を測定する。
担当者
山口 聖子
小林 健司
星田 政行
5~7
項目
in situ hybridization法
(6時間)
内容
ホルマリン固定パラフィン包埋細胞を用いたin situ hybridization法の作業を行い、ウイルスRNAの発現を検出する。in situ hybridization法で染めた切片を顕微鏡で観察する。
担当者
長塩 亮
朽津 有紀
山口 聖子
小林 健司
星田 政行
8~9
項目
PCR法
(4時間)
内容
抽出したDNAを用いてPCRを行う。
担当者
山口 聖子
小林 健司
星田 政行
10~14
項目
DNAの切断
電気泳動法
(10時間)
内容
PCR増幅産物を制限酵素により切断する。
制限酵素処理したDNAと未処理のDNAを用いてアガロースゲル電気泳動を行い、泳動パターンを比較する。
担当者
山口 聖子
小林 健司
星田 政行
15
項目
染色体検査実習講義
(2時間)
内容
染色体標本の作製から染色体分染法まで、染色体検査の目的と実習内容について説明する。
担当者
山口 聖子
小林 健司
星田 政行
16~20
項目
染色体標本の作製
(10時間)
内容
ヒトTリンパ球を培養し染色体標本を作製する。
担当者
山口 聖子
小林 健司
星田 政行
21~23
項目
染色体分染法
(6時間)
内容
作製した染色体標本を用いてG分染法を行い、染色体を顕微鏡で観察する。
担当者
山口 聖子
小林 健司
星田 政行
24
項目
実習総括
(2時間)
内容
遺伝子検査および染色体検査の振り返りを行う。
担当者
山口 聖子
小林 健司
星田 政行

到達目標

1.DNA抽出(フェノールクロロホルム法)の原理について説明できる。
2.吸光分析法を用いたDNA定量法につて理解し、抽出したDNAの濃度を計算できる。
3.PCR法の原理および手技について説明できる。
4.核酸電気泳動の原理および手技について説明できる。
5.染色体標本の作製およびG分染法の手技について説明できる。
6. in situ hybridization法の原理および手技について説明できる。

評価方法

1)実習レポート(50%)、2)実習試験(40%)、3)実習態度(10%)により評価する。
評価基準:
・実習レポートは評価基準にしたがい評価する。
・実習試験は、実習で学習した設問に対して正しく解答できているかを評価する。
・実習態度は、実験操作への参加および積極的な質問などを評価する。

準備学習(予習・復習等)

【予習復習に必要な時間数:30時間】
予習:事前に配布資料および教科書・参考書の実習項目に関連する箇所を読み実習に臨む。
復習:実習後、その日の実習内容を復習し、速やかにレポート作成にとりかかる。

備考・その他

【関連科目】遺伝子染色体検査学

教材

種別 書名 著者・編者 発行所
教科書 最新臨床検査学講座
遺伝子関連・染色体検査学 第3版
東田 修二 医歯薬出版
参考書 JAMT技術教本シリーズ 
遺伝子・染色体検査技術教本
日本臨床衛生検査技師会 丸善出版
参考書 臨床検査法提要 改訂第35版 金原出版
教科書
書名
最新臨床検査学講座
遺伝子関連・染色体検査学 第3版
著者・編者
東田 修二
発行所
医歯薬出版
参考書
書名
JAMT技術教本シリーズ 
遺伝子・染色体検査技術教本
著者・編者
日本臨床衛生検査技師会
発行所
丸善出版
参考書
書名
臨床検査法提要 改訂第35版
著者・編者
発行所
金原出版