Web Syllabus(講義概要)
トップへ戻る 前のページへ戻る
遺伝子染色体検査学
英文名 Gene and Chromosome Testing
科目概要 医療検査学科3年前期、3群科目、必修、講義、2単位(30時間)
担当者 (◎は科目責任者,※は実務経験のある教員) ◎山口 聖子
講義室
備考 科目ナンバリングコード:WL301-Cg04

授業の目的

近年、癌や遺伝性疾患など多くの疾患で染色体異常や遺伝子変異に基づく分子病態が解明され、診断に染色体検査や遺伝子検査が必須となる疾患が増えた。本講義では、遺伝子や染色体の基礎知識、様々な遺伝子関連検査の原理や検査結果の評価について理解することを目的とする。また、代表的な遺伝子や染色体異常が引き起こす疾患や診療で実施されている遺伝子関連検査について理解する。

教育内容

1.遺伝子染色体検査の原理や検査結果の解釈に必要な遺伝子染色体の基礎を講義する。
2.染色体検査および各種遺伝子関連検査の原理や方法、結果の解釈について講義する。
3.癌や遺伝性疾患など診療における遺伝子関連検査について講義する。
4.がんゲノム医療など先進医療にかかわる最新の遺伝子検査について講義する。

教育方法

・パワーポイントと講義資料を用いた講義形式(対面授業)で行う。
・講義内で小テストを実施し、フィードバックとして、小テスト終了後に解説する。小テストは返却し、復習用資料として活用する。

卒業・学位授与の方針と当該科目の関連

◎:DP2,DP4
〇:DP1,DP3,DP5

授業内容(シラバス)

項目 内容 担当者
1 染色体の基礎① 基礎生物学で学習した体細胞分裂と減数分裂における染色体の分離様式の違いについて復習する。
減数分裂における遺伝的多様性の獲得について講義する。
山口 聖子
2 染色体の基礎② クロマチンの構造および染色体形成について講義する。
染色体の構造と分類について講義する。
山口 聖子
3 染色体の基礎③ 染色体地図と遺伝子マッピングについて講義する。
X染色体不活化現象について講義する。
山口 聖子
4 染色体の基礎④ 染色体異常(数的異常・構造異常)について講義する。
ゲノムインプリンティングについて講義する。
山口 聖子
5 染色体検査① 染色体検査を行うための各検体に応じた培養法、染色体標本作製法について講義する。 山口 聖子
6 染色体検査② 染色体の各種分染法および核型解析・核型表記について講義する。 山口 聖子
7 染色体異常症 様々な染色体異常症について講義する。 山口 聖子
8 がんにおける染色体異常 白血病、リンパ腫、固形腫瘍などがんにおける染色体異常について講義する。 山口 聖子
9 遺伝子関連検査法① 検体の採取と保存、DNAおよびRNA抽出法、核酸定量、PCR法について講義する。 山口 聖子
10 遺伝子関連検査法② RT-PCR法、リアルタイムPCR、LAMP法、マイクロサテライト解析について講義する。 山口 聖子
11 遺伝子関連検査法③ FISH法、マイクロアレイ法、シークエンス解析、次世代シークエンス解析について講義する。 山口 聖子
12 診療における遺伝子関連検査 保険適応となっている遺伝子関連検査について講義する。
遺伝子関連検査の精度管理の考え方と方法について講義する。
山口 聖子
13 遺伝子診療の基礎 バリアント、遺伝形式について講義する。
遺伝カウンセリングについて講義する。
山口 聖子
14 遺伝子診断 遺伝子関連検査の種類、遺伝学的検査について講義する。
ファーマコゲノミクス、コンパニオン診断、がんゲノム医療について講義する。
山口 聖子
15 遺伝学的検査と倫理的課題 医療における遺伝学的検査・診断に関するガイドライン、遺伝学的検査やヒトゲノム・遺伝子解析研究に関する倫理指針について講義する。 山口 聖子
No. 1
項目
染色体の基礎①
内容
基礎生物学で学習した体細胞分裂と減数分裂における染色体の分離様式の違いについて復習する。
減数分裂における遺伝的多様性の獲得について講義する。
担当者
山口 聖子
No. 2
項目
染色体の基礎②
内容
クロマチンの構造および染色体形成について講義する。
染色体の構造と分類について講義する。
担当者
山口 聖子
No. 3
項目
染色体の基礎③
内容
染色体地図と遺伝子マッピングについて講義する。
X染色体不活化現象について講義する。
担当者
山口 聖子
No. 4
項目
染色体の基礎④
内容
染色体異常(数的異常・構造異常)について講義する。
ゲノムインプリンティングについて講義する。
担当者
山口 聖子
No. 5
項目
染色体検査①
内容
染色体検査を行うための各検体に応じた培養法、染色体標本作製法について講義する。
担当者
山口 聖子
No. 6
項目
染色体検査②
内容
染色体の各種分染法および核型解析・核型表記について講義する。
担当者
山口 聖子
No. 7
項目
染色体異常症
内容
様々な染色体異常症について講義する。
担当者
山口 聖子
No. 8
項目
がんにおける染色体異常
内容
白血病、リンパ腫、固形腫瘍などがんにおける染色体異常について講義する。
担当者
山口 聖子
No. 9
項目
遺伝子関連検査法①
内容
検体の採取と保存、DNAおよびRNA抽出法、核酸定量、PCR法について講義する。
担当者
山口 聖子
No. 10
項目
遺伝子関連検査法②
内容
RT-PCR法、リアルタイムPCR、LAMP法、マイクロサテライト解析について講義する。
担当者
山口 聖子
No. 11
項目
遺伝子関連検査法③
内容
FISH法、マイクロアレイ法、シークエンス解析、次世代シークエンス解析について講義する。
担当者
山口 聖子
No. 12
項目
診療における遺伝子関連検査
内容
保険適応となっている遺伝子関連検査について講義する。
遺伝子関連検査の精度管理の考え方と方法について講義する。
担当者
山口 聖子
No. 13
項目
遺伝子診療の基礎
内容
バリアント、遺伝形式について講義する。
遺伝カウンセリングについて講義する。
担当者
山口 聖子
No. 14
項目
遺伝子診断
内容
遺伝子関連検査の種類、遺伝学的検査について講義する。
ファーマコゲノミクス、コンパニオン診断、がんゲノム医療について講義する。
担当者
山口 聖子
No. 15
項目
遺伝学的検査と倫理的課題
内容
医療における遺伝学的検査・診断に関するガイドライン、遺伝学的検査やヒトゲノム・遺伝子解析研究に関する倫理指針について講義する。
担当者
山口 聖子

到達目標

1.体細胞分裂と減数分裂における染色体分離様式の違いを説明できる。
2.染色体の各部位の名称を説明し、分類できる。
3.染色体の数的異常および構造異常の種類と特徴を説明できる。
4.代表的な染色体異常症の核型表記ができる。
5.各種遺伝子関連検査の原理を説明できる。
6.単一遺伝子疾患の遺伝形式について説明できる。

評価方法

1)定期試験(100%)により評価する。
評価基準:
・定期試験は講義で学習した内容の設問に対して正しく解答できているかを評価する。

準備学習(予習・復習等)

【予習復習に必要な時間数:60時間】
予習:指定された教科書をもとに予習を行う。
復習:教科書、配布資料および講義内容をもとに復習する。小テストが返却されたのち、誤った箇所は見直し、疑問点を解決する。

備考・その他

【関連科目】分子細胞生物学、遺伝子染色体検査学実習

教材

種別 書名 著者・編者 発行所
教科書 最新臨床検査学講座 遺伝子・染色体検査学 第2版 編集 東田 修二 医歯薬出版株式会社
参考書 JAMT技術教本シリーズ 遺伝子・染色体検査技術教本 監修 一般社団法人 日本臨床衛生検査技師会 丸善出版
参考書 Essential細胞生物学 原書第5版 監訳 中村 桂子,松原 謙一,榊 佳之,水島 昇 南江堂
教科書
書名
最新臨床検査学講座 遺伝子・染色体検査学 第2版
著者・編者
編集 東田 修二
発行所
医歯薬出版株式会社
参考書
書名
JAMT技術教本シリーズ 遺伝子・染色体検査技術教本
著者・編者
監修 一般社団法人 日本臨床衛生検査技師会
発行所
丸善出版
参考書
書名
Essential細胞生物学 原書第5版
著者・編者
監訳 中村 桂子,松原 謙一,榊 佳之,水島 昇
発行所
南江堂