Web Syllabus(講義概要)
トップへ戻る 前のページへ戻る
NICU/PICU実習
英文名 NICU/PICU Practicum
科目概要 看護学科3年前期、3群科目、必修、実習、1単位(45時間)
担当者 (◎は科目責任者,※は実務経験のある教員) ◎篠原 理恵※鈴木 紀子※若狹 晶子※土田 雅美※
講義室
備考 科目ナンバリングコード:WN304-Cn04

授業の目的

急性期にある子どもと家族への理解を深め、小児看護の実践に必要な基礎的能力を修得するために、NICUやPICUでの実習を通じて、救命や生体機能の維持が優先され、治療のための身体管理が濃厚に行われる状況に特徴づけられる看護について理解する。
子どもの健康問題の経過やおかれている状況、症状からみた看護、コミュニケーションを含む看護技術や代表的な健康問題について学ぶ。また、NICUやPICUでの実習を通じて子どもへの倫理的配慮や人間の尊厳、意思決定をせまられる家族について理解を深める。

教育内容

1.看護の対象となる急性期にある子どもと家族への看護について理解が深まるよう助言・指導する。
2.子どもの健康問題の経過やおかれている状況、症状からみた看護、コミュニケーションを含む看護技術について実践を振り返り、考察できるよう助言・指導する。
3.NICUやPICUでの実習を通じて子どもへの倫理的配慮や人間の尊厳、意思決定をせまられる家族について理解を深めることができるよう助言・指導する。

教育方法

・パワーポイントと講義資料を用いて講義形式(一部グループワーク)で実習オリエンテーションを行う。
・各自の作成した実習計画書を添削後に返却する。
・病棟実習開始前に実習中に用いる技術を習得するための学内実習を行う。
・各自が得た考察からグループワークを行い、学習成果を発表するための指導を行う。
・学生間・実習指導者・担当教員との議論を通して、多様な観点に気づくとともに、学びを深めるための学生カンファレンスを実施する。
・日々の実習の行動計画を確認し、口頭及びコメント記載による評価を行う。
・カンファレンスを通して学生の実施した援助の評価をフィードバックするとともに、今後の課題が確認できるように助言する。
・グループ単位で発表を行い、更にグループでの討議を重ね、各自実習での学びについてレポートを課す。レポートを返却しフィードバックを行う。

実務経験の授業への活用方法

篠原 理恵、鈴木 紀子、若狭 晶子、土田 雅美:病院での臨床経験を踏まえ、急性期にある子どもとその家族への理解を深めるとともに、小児看護の実践に必要な基礎的能力を修得するための技術や方法について教授する。

卒業・学位授与の方針と当該科目の関連

◎:DP2,DP4
○:DP1,DP3,DP5,DP6

授業内容(シラバス)

項目 内容 担当者
オリエンテーション・院内見学実習
(実習1日目)
実習目的・目標、実習構成、臨地実習の心構えについて理解できるようオリエンテーションを行う。
・NICU/PICU実習の目的・目標、実習構成、臨地実習の心構えを理解する。
・実習記録を書くことの意義・個人情報保護など記載上の留意事項を把握する。
・学生カンファレンスの目的・意義、運営方法や留意事項を整理する。
・既修得の授業を振り返り、病棟実習に向けて事前学習を行う。
・実習に向けて復習が必要な技術演習に取り組む。
・実習計画を立案し、担当教員から指導を受ける。
篠原 理恵
鈴木 紀子
若狹 晶子
土田 雅美
学生カンファレンス(1)
(実習1日目)
・院内見学実習で得た知識・気づきを整理し、学びを深める。
・見学内容を記録し、明日からの部門ごとの実習に活かす。
・グループまたは個人で振り返りを行い、指導者・教員の助言を受ける。
・所定の様式に基づき記録を作成する。
篠原 理恵
鈴木 紀子
若狹 晶子
土田 雅美
NICU実習
(実習2日目)
実際のNICUの環境について学ぶ。
・高度管理区域での感染予防策(手指衛生、ガウン・手袋着用等)
・機器類の安全管理(モニター、シリンジポンプ・輸液ポンプ、酸素供給装置)
保育器の構造と操作を学ぶ。
・温度・湿度管理、酸素濃度調整
・ケア時の注意点(開閉による温度変化、患児のストレス軽減)
バイタルサイン測定、清潔ケア(おむつ交換、口腔ケア、スキンケア)、点滴管理(輸液ポンプ・シリンジポンプ等の設定確認、ラインの固定・観察)、酸素管理(酸素濃度・流量確認、モニタリング)等について学ぶ。
篠原 理恵
鈴木 紀子
若狹 晶子
土田 雅美
学生カンファレンス(2)
(実習2日目)
学生間・実習指導者・教員との議論を通して、多様な観点に気づくとともに、対象に応じた看護援助について学びを深めるために学生カンファレンスを実施する。
・学生カンファレンスで一日の学びを共有する。
・翌日以降の実習へ向けた課題を整理する。
篠原 理恵
鈴木 紀子
若狹 晶子
土田 雅美
小児病棟実習
(実習3日目)
子どもがおかれている病院環境を理解する。
・入院による心理的影響
・子どもの発達段階に応じた対応
子どもへの看護の実際を学ぶ。
・バイタルサイン測定、清潔ケア、食事・排泄援助
・プレパレーション(処置前の説明)
家族への支援を理解する。
・母親・父親の心理的負担や愛着形成への配慮
・きょうだいへの対応や家族全体のサポート
入院生活の中での成長・発達支援の実際を学ぶ。
・遊びや学習の保障
・子どもの自己表現を尊重する看護
両親の心理的危機への支援の実際を学ぶ。
・病気や治療に伴う不安・葛藤への対応
・情報提供と意思決定支援
多職種との連携について実際を知る
・医師、薬剤師、リハビリスタッフ、保育士との協働
・チーム医療の中で看護師の役割
篠原 理恵
鈴木 紀子
若狹 晶子
土田 雅美
学生カンファレンス(2)
(実習3日目)
学生間・実習指導者・教員との議論を通して、多様な観点に気づくとともに、対象に応じた看護援助について学びを深めるために学生カンファレンスを実施する。
・学生カンファレンスで一日の学びを共有する。
・翌日以降の実習へ向けた課題を整理する。
篠原 理恵
鈴木 紀子
若狹 晶子
土田 雅美
PICU・1H実習 PICUの機能や環境を理解する。
・子どもがおかれている病院環境を理解する。
・子どもへの看護の実際を理解する。
・子どもを持つ母親の愛着形成に向けた支援を理解する。
・両親の心理的危機への支援を理解する。
・多職種との連携について実際を知る。
1H病棟でのレスパイトケア・デイケアの目的と役割を理解する。
・家族の休息支援
・在宅療養とのつながり
医療的ケアが必要な児の生活支援と看護の実際を理解する。
・食事・排泄・清潔ケア
・コミュニケーション支援(発達段階・障害特性に応じた対応)
家族支援と地域連携を理解する。
・家族の心理的負担軽減
・地域資源や福祉サービスとの連携
篠原 理恵
鈴木 紀子
若狹 晶子
土田 雅美
学生カンファレンス(3)
(実習4日目)
学生間・実習指導者・教員との議論を通して、多様な観点に気づくとともに、対象に応じた看護援助について学びを深めるために学生カンファレンスを実施する。
・学生カンファレンスで一日の学びを共有する。
・翌日以降の実習へ向けた課題を整理する。
篠原 理恵
鈴木 紀子
若狹 晶子
土田 雅美
実習の振り返りとまとめ
(実習5日目)
・グループ単位で病棟実習を通して学んだことについて学生間でディスカッションし、学びを共有する。
・他者に分かりやすく伝えられるようにグループ単位でまとめる。
篠原 理恵
鈴木 紀子
若狹 晶子
土田 雅美
全体発表会
(実習5日目)
・実習最終日に、実習における学びを他のグループへ発表し、学びを共有する。
・発表会をふまえ実習記録のまとめを行う。
篠原 理恵
鈴木 紀子
若狹 晶子
土田 雅美
No. 1
項目
オリエンテーション・院内見学実習
(実習1日目)
内容
実習目的・目標、実習構成、臨地実習の心構えについて理解できるようオリエンテーションを行う。
・NICU/PICU実習の目的・目標、実習構成、臨地実習の心構えを理解する。
・実習記録を書くことの意義・個人情報保護など記載上の留意事項を把握する。
・学生カンファレンスの目的・意義、運営方法や留意事項を整理する。
・既修得の授業を振り返り、病棟実習に向けて事前学習を行う。
・実習に向けて復習が必要な技術演習に取り組む。
・実習計画を立案し、担当教員から指導を受ける。
担当者
篠原 理恵
鈴木 紀子
若狹 晶子
土田 雅美
No. 2
項目
学生カンファレンス(1)
(実習1日目)
内容
・院内見学実習で得た知識・気づきを整理し、学びを深める。
・見学内容を記録し、明日からの部門ごとの実習に活かす。
・グループまたは個人で振り返りを行い、指導者・教員の助言を受ける。
・所定の様式に基づき記録を作成する。
担当者
篠原 理恵
鈴木 紀子
若狹 晶子
土田 雅美
No. 3
項目
NICU実習
(実習2日目)
内容
実際のNICUの環境について学ぶ。
・高度管理区域での感染予防策(手指衛生、ガウン・手袋着用等)
・機器類の安全管理(モニター、シリンジポンプ・輸液ポンプ、酸素供給装置)
保育器の構造と操作を学ぶ。
・温度・湿度管理、酸素濃度調整
・ケア時の注意点(開閉による温度変化、患児のストレス軽減)
バイタルサイン測定、清潔ケア(おむつ交換、口腔ケア、スキンケア)、点滴管理(輸液ポンプ・シリンジポンプ等の設定確認、ラインの固定・観察)、酸素管理(酸素濃度・流量確認、モニタリング)等について学ぶ。
担当者
篠原 理恵
鈴木 紀子
若狹 晶子
土田 雅美
No. 4
項目
学生カンファレンス(2)
(実習2日目)
内容
学生間・実習指導者・教員との議論を通して、多様な観点に気づくとともに、対象に応じた看護援助について学びを深めるために学生カンファレンスを実施する。
・学生カンファレンスで一日の学びを共有する。
・翌日以降の実習へ向けた課題を整理する。
担当者
篠原 理恵
鈴木 紀子
若狹 晶子
土田 雅美
No. 5
項目
小児病棟実習
(実習3日目)
内容
子どもがおかれている病院環境を理解する。
・入院による心理的影響
・子どもの発達段階に応じた対応
子どもへの看護の実際を学ぶ。
・バイタルサイン測定、清潔ケア、食事・排泄援助
・プレパレーション(処置前の説明)
家族への支援を理解する。
・母親・父親の心理的負担や愛着形成への配慮
・きょうだいへの対応や家族全体のサポート
入院生活の中での成長・発達支援の実際を学ぶ。
・遊びや学習の保障
・子どもの自己表現を尊重する看護
両親の心理的危機への支援の実際を学ぶ。
・病気や治療に伴う不安・葛藤への対応
・情報提供と意思決定支援
多職種との連携について実際を知る
・医師、薬剤師、リハビリスタッフ、保育士との協働
・チーム医療の中で看護師の役割
担当者
篠原 理恵
鈴木 紀子
若狹 晶子
土田 雅美
No. 6
項目
学生カンファレンス(2)
(実習3日目)
内容
学生間・実習指導者・教員との議論を通して、多様な観点に気づくとともに、対象に応じた看護援助について学びを深めるために学生カンファレンスを実施する。
・学生カンファレンスで一日の学びを共有する。
・翌日以降の実習へ向けた課題を整理する。
担当者
篠原 理恵
鈴木 紀子
若狹 晶子
土田 雅美
No. 7
項目
PICU・1H実習
内容
PICUの機能や環境を理解する。
・子どもがおかれている病院環境を理解する。
・子どもへの看護の実際を理解する。
・子どもを持つ母親の愛着形成に向けた支援を理解する。
・両親の心理的危機への支援を理解する。
・多職種との連携について実際を知る。
1H病棟でのレスパイトケア・デイケアの目的と役割を理解する。
・家族の休息支援
・在宅療養とのつながり
医療的ケアが必要な児の生活支援と看護の実際を理解する。
・食事・排泄・清潔ケア
・コミュニケーション支援(発達段階・障害特性に応じた対応)
家族支援と地域連携を理解する。
・家族の心理的負担軽減
・地域資源や福祉サービスとの連携
担当者
篠原 理恵
鈴木 紀子
若狹 晶子
土田 雅美
No. 8
項目
学生カンファレンス(3)
(実習4日目)
内容
学生間・実習指導者・教員との議論を通して、多様な観点に気づくとともに、対象に応じた看護援助について学びを深めるために学生カンファレンスを実施する。
・学生カンファレンスで一日の学びを共有する。
・翌日以降の実習へ向けた課題を整理する。
担当者
篠原 理恵
鈴木 紀子
若狹 晶子
土田 雅美
No. 9
項目
実習の振り返りとまとめ
(実習5日目)
内容
・グループ単位で病棟実習を通して学んだことについて学生間でディスカッションし、学びを共有する。
・他者に分かりやすく伝えられるようにグループ単位でまとめる。
担当者
篠原 理恵
鈴木 紀子
若狹 晶子
土田 雅美
No. 10
項目
全体発表会
(実習5日目)
内容
・実習最終日に、実習における学びを他のグループへ発表し、学びを共有する。
・発表会をふまえ実習記録のまとめを行う。
担当者
篠原 理恵
鈴木 紀子
若狹 晶子
土田 雅美

到達目標

1.子どもの健康問題の経過やおかれている状況、症状からみた看護について説明することができる。
2.コミュニケーションを含む看護技術や代表的な健康問題について説明することができる。
3.子どもを取り巻く多職種連携の重要性を理解することができる。
4.健康問題をもつ子どもと家族へのケアを提供する看護専門職としてふさわしい社会性と、専門職として必要な態度を説明できる。

評価方法

①実習内容と実習記録(80%)、②課題レポート(10%)、③実習態度(10%)により総合的に評価する。
評価基準:
上記①については、具体的な評価項目を記した実習評価表を学生に提示する。
上記③の評価に際しては、実習施設の実習指導者の意見も参考にする。

準備学習(予習・復習等)

【予習・復習に必要な時間数:5時間】
予習:実習要項、小児看護学概論、小児看護学各論の授業で配布された資料、教科書の該当部分を読み、学習ノート等にまとめる。
復習:受け持った子どもの疾患についての学習、実習で学んだことを実習記録にまとめる。

備考・その他

(なし)

教材

種別 書名 著者・編者 発行所
教科書 授業内で提示する。
参考書 授業内で提示する。
教科書
書名
授業内で提示する。
著者・編者
発行所
参考書
書名
授業内で提示する。
著者・編者
発行所