
| 英文名 | Adult Health Nursing Practicum Ⅱ:Chronic Care | |
|---|---|---|
| 科目概要 | 看護学科3年後期、3群科目、必修、実習、2単位(90時間) |
|
| 担当者 | (◎は科目責任者,※は実務経験のある教員) ◎松原 康美※、 佐藤 純子※、 鈴木 貴美※、 井手段 幸樹※、 大谷 玲子※、 池田 由貴※ | |
| 講義室 | ||
| 備考 | 科目ナンバリングコード:WN304-An04 |
|
慢性疾患を有する人と家族への理解を深め、看護実践に必要な基礎的能力を修得するために、慢性疾患の急性増悪、症状緩和、治療目的等で入院している患者を受け持ち、実臨床において看護展開し、アセスメント、看護目標、看護計画、看護実践、評価の方法を学ぶ。治療の有害事象とその予防、全人的苦痛、リハビリテーションに必要な患者教育を学ぶ。患者との信頼関係・援助的関係の構築と、安全確保のための行動について学ぶ。チーム医療における看護職者の責任と役割を学ぶ。
1.慢性的な健康障害をもつ人の回復促進、より健康的な生活を支援するために必要な情報の収集とアセスメント、看護上の課題抽出、課題解決に向けた看護計画の立案、実施・評価ができるよう助言・指導する。
2.安全かつ適切な看護技術を修得し、慢性的な健康障害を持つ人の日常生活援助が実施できるように助言・指導する。
3.慢性的な健康障害を持つ人と家族の思いを理解し、看護実践を通して信頼関係・援助的関係が築けるように助言・指導する。
4.多職種連携、チーム医療における看護師の役割について、理解が深まるよう助言・指導する。
5.患者の安全確保と事故防止を意識して行動できるよう助言・指導する。
・講義資料を用いて対面で実習オリエンテーションを行う。
・施設実習開始前に慢性疾患のある人への看護技術を習得するための学内実習を行う。
・慢性疾患のある入院患者を受け持ち、指導・助言を受けながら看護を実践する方式の実習とする。助言・指導にあたっては、実習指導者と連携する。
・学生間・実習指導者・担当教員との議論を通して、多様な観点に気づくとともに、慢性期看護の特性についての学びを深めるための学生カンファレンスを実施する。
・日々の実習の行動計画を確認し、口頭及びコメント記載による評価を行う。
・カンファレンスを通して学生の実施した援助の評価をフィードバックするとともに、今後の課題が確認できるように助言する。
・実習最終日の評価面接において、学習の成果を口頭でフィードバックするとともに今後の課題を確認し、必要な事後学習を促す。
・課題レポートは、個別にコメントを記載してフィードバックする。
松原 康美、鈴木 貴美、佐藤 純子、大谷 玲子、井手段 幸樹、池田 由貴:看護師としての実践経験を踏まえ、慢性期看護の展開を概説する。
◎:DP2,DP3,DP4
○:DP1,DP5,DP6
| 回 | 項目 | 内容 | 担当者 |
|---|---|---|---|
| 1 | 実習オリエンテーション (実習1日目:1時間) |
・実習の目的・方法について理解する。 ・各実習施設の概要と必要な倫理的配慮等について理解する。 |
松原 康美 佐藤 純子 鈴木 貴美 大谷 玲子 井手段 幸樹 池田 由貴 |
| 2~3 | 慢性期にある人への看護技術の習得 (実習1日目:7時間) |
・模擬事例を通して慢性期にある人のアセスメント、看護上の課題、看護目標、看護計画、看護技術について学ぶ。 | 松原 康美 佐藤 純子 鈴木 貴美 大谷 玲子 井手段 幸樹 池田 由貴 |
| 4~5 | 慢性疾患の急性増悪、症状緩和、治療目的等で入院している受け持ち患者の情報収集 (実習2日目:8時間) |
・患者とのコミュニケーション、看護実践への参加、診療記録等から情報収集を行う。 ・患者の個別性、病態、疾患や治療への受け止め、ニーズを把握する。 |
松原 康美 佐藤 純子 鈴木 貴美 大谷 玲子 井手段 幸樹 池田 由貴 |
| 6~11 | 受け持ち患者のアセスメント、看護上の課題の抽出 (実習3~4日目:14時間) |
・治療や障害に伴う合併症、二次障害、生活への影響を予測する。 ・患者のセルフケア能力、心理面、周囲のサポート体制等をふまえて看護上の課題を抽出する。 |
松原 康美 佐藤 純子 鈴木 貴美 大谷 玲子 井手段 幸樹 池田 由貴 |
| 12~13 | 学生カンファレンス(1)(2) (実習3~4日目:2時間) |
・実践での学び、課題を学生間で共有する。 ・主体的に意見を述べ、他者と建設的に意見交換する。 ・実習指導者、担当教員はフィードバックを行う。 |
松原 康美 佐藤 純子 鈴木 貴美 大谷 玲子 井手段 幸樹 池田 由貴 |
| 14~28 | 受け持ち患者への看護実践と評価 (実習5~9日目:35時間) |
・突然の入院や身体状態の悪化に対する患者の反応と看護を実践する。 ・疾患や病態を理解し、症状や日常生活動作のレベルに応じた看護を実践する。 ・症状緩和および生活機能の回復を促進するための看護を実践する。 ・患者のセルフケア能力をアセスメントし、必要に応じた援助や患者教育を行う。 ・薬物療法や放射線療法等の治療によって起こりうる有害事象を理解し、予防的ケアと患者教育を行う。 ・治療効果や長期療養生活に対する不安、ストレスに対する看護を実践する。 ・患者が体験する全人的苦痛を理解した看護を実践する。 ・患者の看護を通して、生と死について考えを深める。 ・症状や機能障害の程度に応じた看護を実践する。 ・障害受容の過程に影響する心理・社会的な問題を理解する。 ・補助具の使用方法を理解し、安全にリハビリテーションが行えるよう患者教育を行う。 ・患者の安全・安楽に考えた看護援助を行う。 ・活用できる社会資源を理解し、社会復帰や在宅療養への円滑な移行を支援する。 |
松原 康美 佐藤 純子 鈴木 貴美 大谷 玲子 井手段 幸樹 池田 由貴 |
| 29~31 | 学生カンファレンス(3)~(7) (実習5~9日目:5時間) |
・実践での学び、課題を学生間で共有する。 ・主体的に意見を述べ、他者と建設的に意見交換する。 ・実習指導者、担当教員はフィードバックを行う。 |
松原 康美 佐藤 純子 鈴木 貴美 大谷 玲子 井手段 幸樹 池田 由貴 |
| 32 | 自己評価と実習のまとめ (実習10日目:8時間) |
・実習記録の整理と自己評価表を記入する。 ・実習を通して自己の課題を明らかにする。 ・担当教員からのフィードバックを行う。 |
松原 康美 佐藤 純子 鈴木 貴美 大谷 玲子 井手段 幸樹 池田 由貴 |
1.慢性疾患を有する患者の状態を全人的に捉えることができる。
2.患者の健康問題に関連する情報を抽出し、アセスメントすることができる。
3.アセスメントから、患者の状態に応じた看護目標、看護計画を立案することができる。
4.立案した看護計画を実践し、評価することができる。
5.十分な倫理的配慮のもとで患者や家族との信頼関係および援助的関係を構築し、安全確保のために行動できる。
6.チーム医療における看護師の役割と責任について述べることができる。
受け持ち患者への看護実践内容・実習記録(66%)、実習態度・カンファレンスの参加度(18%)、技術演習・レポート(16%)により総合的に評価する。
評価基準:具体的な実習評価項目は実習要項に提示し、実習施設の実習指導者の意見も参考に評価する。レポートは、提示された課題について学んだ内容と自己の考えが具体的に述べられているかを評価する。
【予習・復習に必要な時間数:10時間】
予習:成人看護学概論および成人看護学Ⅱの授業資料と教科書を読み、事前課題に取り組む。
復習:実習における学びから慢性期看護の実践を振り返り、自己の課題を明らかにする。
【関連科目】成人看護学概論, 成人看護学Ⅱ
| 種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
|---|---|---|---|
| 教科書 | 必要に応じて授業内で提示する。 | ||
| 参考書 | 必要に応じて授業内で提示する。 |