Web Syllabus(講義概要)
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ボランティア活動論
英文名Volunteer Work
科目概要看護学科1年前期、1群科目、必修、演習、2単位(60時間)
担当者(◎は科目責任者,※は実務経験のある教員) ◎中戸川 早苗※本多 博樹井手段 幸樹
講義室
備考科目ナンバリングコード:WN102-Sh03

授業の目的

ボランティアの意義・現状と課題について概説し、活動するにあたっての手続きや留意点を学習する。それをふまえて実際にボランティア活動に参加し、地域の歴史・文化、自然、産業などが個人や集団の健康に及ぼす影響や社会環境と人間の相互作用が人間の健康にもたらす影響、個人が家族・集団・地域・社会(文化や政治など)などを含む環境から受ける影響と、それらに対する個人の適応的な働きかけなど活動を通しての学びを各自が考察しボランティア活動報告会で発表する。

教育内容

1.ボランティアの意義・現状について理解する。
2.地域のボランティア活動に参加しスタッフや住民と関わりを通して社会性を身につける。
3.ボランティア活動を通して地域の人々が様々な形で関わり合い助け合っていることについて気づきを示す。

教育方法

・パワーポイントと講義資料を用いた講義形式(対面授業)ですすめる。
・レポート及び課題へのフィードバックとして、各学生に、学生全体への講評や記載例の資料とともにレポート・課題用紙を返却する。
・各自が得た考察からグループワークを行い、学習成果の発表やグループでの討議を重ねる。グループワークでの学びについて課題を課す。課題用紙を返却しフィードバックを行う。
・ボランティア参加を取り入れて、学生自身が主体的に実践する方法で行う。ボランティア活動の実際に関してはボランティア日誌についてはコメント記載によるフィードバックを行う。

実務経験の授業への活用方法

中戸川 早苗:看護師としての臨床経験とさまざまな地域でのボランティア活動経験を踏まえ、ボランティア活動の実際について概説する。

卒業・学位授与の方針と当該科目の関連

◎:DP1、DP2、DP3
○:DP5、DP6

授業内容(シラバス)

項目内容担当者
第1回オリエンテーション・ボランティア活動とは何かについて学ぶ。
・ボランティア活動の意義、理念、歴史、制度など基礎的な知識を学ぶ。
・活動の現状と課題や活動者の想い(活動動機)について理解を深める。
中戸川 早苗
第2回ボランティア活動の現状(1)・地域社会のボランティアについて学ぶ。
・社会におけるボランティア活動の広がりによって、社会貢献、福祉活動等への関心が高まり、様々な構成員がともに支え合い交流する地域社会づくりが進む現状について学ぶ。
・全国社会福祉協議会等の活動について学習する。
本多 博樹
第3回ボランティア活動の現状(2)・環境とボランティアについて学ぶ。
・環境とボランティアについて、森林を保全するための「植林」や「間伐」、環境をきれいに保つ「ゴミ拾い」や美化活動」など様々な活動とその背景について学ぶ。
本多 博樹
第4回ボランティア活動の現状(3)・災害ボランティアについて学ぶ。
・災害が発生した場合、被災地では災害ボランティアによる支援活動が大きな力を発揮する。その現状について学びボランティア活動が果たす役割について追求する。
中戸川 早苗
第5回ボランティア活動を始めるにあたって(1)・地域をフィールドとしたボランティア活動への参加に関するオリエンテーションを行う。
・自分のボランティア観についてグループワークを行う。
中戸川 早苗
井手段 幸樹
第6回ボランティア活動を始めるにあたって(2)・ボランティアに参加申し込みを行う前に、参加する団体等の設置目的や活動内容を調べる。中戸川 早苗
井手段 幸樹
第7回ボランティア活動計画書の作成・参加する団体の設置目的や活動内容を踏まえて立案したボランティア活動計画書について発表し、グループメンバー、教員と共に活動計画書の検討を行い、活動計画書を作成する。中戸川 早苗
井手段 幸樹
第8~22回ボランティア活動の実際
(1)~(15)
・ボランティア活動計画に基づき、地域をフィールドとしたボランティア活動に実際に参加し、参加証明書を発行してもらう。
・活動に参加しない講義期間はボランティア活動に関する文献をもちいてボランティア活動に関する学びを深める。
中戸川 早苗
井手段 幸樹
第23~26回ボランティア活動発表資料の作成(1)~(4)・ボランティア活動発表会に関するオリエンテーションを受ける。
・報告会発表資料に掲載する以下の共通項目について理解し、資料の作成を行う。
・ボランティアに参加した団体の概要(団体の種類、特徴、スタッフ構成、活動内容など)
・団体が果たしている地域における役割(社会との連携も含む)
・ボランティア活動の実際(参加した活動内容の紹介)
・ボランティア活動の現状と今後の展望について理解を深める。
中戸川 早苗
井手段 幸樹
第27~30回ボランティア活動報告会
(1)~(4)
・事前学習、実施、振り返りを通して、地域をフィールドとしたボランティア活動に実際に参加した体験と学びについて発表を行う。
・学生間で学びを共有し、地域の歴史・文化、自然、産業などが個人や集団の健康に及ぼす影響や社会環境と人間の相互作用が人間の健康にもたらす影響などについて学びを深める。
中戸川 早苗
井手段 幸樹
第1回
項目
オリエンテーション
内容
・ボランティア活動とは何かについて学ぶ。
・ボランティア活動の意義、理念、歴史、制度など基礎的な知識を学ぶ。
・活動の現状と課題や活動者の想い(活動動機)について理解を深める。
担当者
中戸川 早苗
第2回
項目
ボランティア活動の現状(1)
内容
・地域社会のボランティアについて学ぶ。
・社会におけるボランティア活動の広がりによって、社会貢献、福祉活動等への関心が高まり、様々な構成員がともに支え合い交流する地域社会づくりが進む現状について学ぶ。
・全国社会福祉協議会等の活動について学習する。
担当者
本多 博樹
第3回
項目
ボランティア活動の現状(2)
内容
・環境とボランティアについて学ぶ。
・環境とボランティアについて、森林を保全するための「植林」や「間伐」、環境をきれいに保つ「ゴミ拾い」や美化活動」など様々な活動とその背景について学ぶ。
担当者
本多 博樹
第4回
項目
ボランティア活動の現状(3)
内容
・災害ボランティアについて学ぶ。
・災害が発生した場合、被災地では災害ボランティアによる支援活動が大きな力を発揮する。その現状について学びボランティア活動が果たす役割について追求する。
担当者
中戸川 早苗
第5回
項目
ボランティア活動を始めるにあたって(1)
内容
・地域をフィールドとしたボランティア活動への参加に関するオリエンテーションを行う。
・自分のボランティア観についてグループワークを行う。
担当者
中戸川 早苗
井手段 幸樹
第6回
項目
ボランティア活動を始めるにあたって(2)
内容
・ボランティアに参加申し込みを行う前に、参加する団体等の設置目的や活動内容を調べる。
担当者
中戸川 早苗
井手段 幸樹
第7回
項目
ボランティア活動計画書の作成
内容
・参加する団体の設置目的や活動内容を踏まえて立案したボランティア活動計画書について発表し、グループメンバー、教員と共に活動計画書の検討を行い、活動計画書を作成する。
担当者
中戸川 早苗
井手段 幸樹
第8~22回
項目
ボランティア活動の実際
(1)~(15)
内容
・ボランティア活動計画に基づき、地域をフィールドとしたボランティア活動に実際に参加し、参加証明書を発行してもらう。
・活動に参加しない講義期間はボランティア活動に関する文献をもちいてボランティア活動に関する学びを深める。
担当者
中戸川 早苗
井手段 幸樹
第23~26回
項目
ボランティア活動発表資料の作成(1)~(4)
内容
・ボランティア活動発表会に関するオリエンテーションを受ける。
・報告会発表資料に掲載する以下の共通項目について理解し、資料の作成を行う。
・ボランティアに参加した団体の概要(団体の種類、特徴、スタッフ構成、活動内容など)
・団体が果たしている地域における役割(社会との連携も含む)
・ボランティア活動の実際(参加した活動内容の紹介)
・ボランティア活動の現状と今後の展望について理解を深める。
担当者
中戸川 早苗
井手段 幸樹
第27~30回
項目
ボランティア活動報告会
(1)~(4)
内容
・事前学習、実施、振り返りを通して、地域をフィールドとしたボランティア活動に実際に参加した体験と学びについて発表を行う。
・学生間で学びを共有し、地域の歴史・文化、自然、産業などが個人や集団の健康に及ぼす影響や社会環境と人間の相互作用が人間の健康にもたらす影響などについて学びを深める。
担当者
中戸川 早苗
井手段 幸樹

到達目標

1.ボランティアの意義・現状について説明できる。
2.地域のボランティア活動に参加しスタッフや住民との関わりを通して身につけた社会貢献について説明できる。
3.ボランティア活動を通して、地域の人々が様々な形で関わり合い助け合っていることについて説明ができる。

評価方法

1)課題レポート(20%)、2)課題提出(10%)、3)ボランティア活動計画書(20%)、4)ボランティア日誌・ボランティア活動参加証明書(30%)、5)ボランティア活動報告会内容(20%)を統合して評価する。
評価基準:
・レポートでは、講義の内容から、ボランティア活動について具体的かつ丁寧に論述できているかを評価する。
・課題提出では、ボランティア活動について講義や活動の実際を通して学んだことを具体的に述べられているかを評価する。
・ボランティア活動計画書・日誌・活動報告会内容については、これまでの学びや経験と関連付け、講義・演習の内容を踏まえた自分の考えや根拠のある考察が述べられているかを評価する。
・レポートの提出およびボランティア活動や活動報告会への参加の様子、発表場面での発言の様子などから目標の達成度として総合的に評価する。

準備学習(予習・復習等)

【予習・復習に必要な時間数:30時間】
予習:次回の講義項目に関係する事項の予習やグループワークの準備をして授業に臨む。
復習:配付資料と講義内容をもとに復習し、疑問点を明らかにする。

備考・その他

(なし)

教材

種別書名著者・編者発行所
教科書授業内で提示する。
参考書授業内で提示する。
教科書
署名
授業内で提示する。
著者・編者
発行所
参考書
署名
授業内で提示する。
著者・編者
発行所