Web Syllabus(講義概要)
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対人関係論
英文名Interpersonal Relationships
科目概要看護学科1年前期、1群科目、必修、講義、1単位(15時間)
担当者(◎は科目責任者,※は実務経験のある教員) ◎中戸川 早苗※アナボヌ岡本実砂子
講義室
備考科目ナンバリングコード:WN101-Sh03

授業の目的

人間関係の基盤となる自己理解・他者理解について感情が介在していることを理解し、感情を通して自分を知り相手を理解し、人間関係における自分のパターンを追求し、円滑な人間関係を築くために必要な自己の課題への理解を深める。人間関係形成の理論と実際について、事例を用いながら講義とグループワークを展開し、異なる価値観や文化的背景、社会環境と人間の相互作用など複雑な要素が対人関係に影響を与え、さまざまな関係性が形成されていることを理解する。

教育内容

1.人間関係の基盤となる自己と他者の関係性について講義する。
2.人間関係形成の理論と実際について事例を用いて説明する。
3.円滑な人間関係を築くために必要な自己の課題について理解できるよう講義、助言する。

教育方法

・パワーポイントと講義資料を用いた講義形式(対面授業)ですすめる。
・レポート及び課題へのフィードバックとして、各学生に、学生全体への講評や記載例の資料とともにレポート・課題用紙を返却する。
・各自が得た考察からグループワークを行い、学習成果の発表やグループでの討議を重ねる。グループワークでの学びについて課題を課す。課題用紙を返却しフィードバックを行う。

実務経験の授業への活用方法

中戸川 早苗:看護師の臨床経験を踏まえ、人間関係形成の理論と実際について、事例を用いながら講義とグループワークを展開し、異なる価値観や文化的背景、社会環境と人間の相互作用など複雑な要素が対人関係に影響を与え、さまざまな関係性が形成されていることを教授する。

卒業・学位授与の方針と当該科目の関連

◎:DP2、○:DP3

授業内容(シラバス)

項目内容担当者
1オリエンテーション
なぜ対人関係論を学習するのか
ペプロウの看護理論を基に人間関係の中の自己と他者の関係について学ぶ。中戸川 早苗
2対人関係と役割人間関係における自分のパターンを理解し、円滑な人間関係を築くために必要な課題を理解する。中戸川 早苗
3人間関係をつくる理論と技法(1)
コミュニケーション
話を聴く姿勢を学び、コミュニケーション能力を向上させるためのスキルについて学修する。アナボヌ岡本実砂子
4人間関係をつくる理論と技法(2)
カウンセリング
カウンセリングと心理療法について学ぶ。アナボヌ岡本実砂子
5人間関係をつくる理論と技法(3)
コーチング
相手が本来持っている力や可能性を最大限に発揮できるようサポートするための コミュニケーション技術について学ぶ。アナボヌ岡本実砂子
6人間関係をつくる理論と技法(4)
アサーティブコミュニケーション
自分と相手の双方を尊重した自己表現について学ぶ。アナボヌ岡本実砂子
7態度と対人行動自己意識と行動、自己開示、援助行動、攻撃などについて学ぶ。中戸川 早苗
8集団と個人人の成長と回復にとっての集団の役割と意味を学ぶ。中戸川 早苗
No. 1
項目
オリエンテーション
なぜ対人関係論を学習するのか
内容
ペプロウの看護理論を基に人間関係の中の自己と他者の関係について学ぶ。
担当者
中戸川 早苗
No. 2
項目
対人関係と役割
内容
人間関係における自分のパターンを理解し、円滑な人間関係を築くために必要な課題を理解する。
担当者
中戸川 早苗
No. 3
項目
人間関係をつくる理論と技法(1)
コミュニケーション
内容
話を聴く姿勢を学び、コミュニケーション能力を向上させるためのスキルについて学修する。
担当者
アナボヌ岡本実砂子
No. 4
項目
人間関係をつくる理論と技法(2)
カウンセリング
内容
カウンセリングと心理療法について学ぶ。
担当者
アナボヌ岡本実砂子
No. 5
項目
人間関係をつくる理論と技法(3)
コーチング
内容
相手が本来持っている力や可能性を最大限に発揮できるようサポートするための コミュニケーション技術について学ぶ。
担当者
アナボヌ岡本実砂子
No. 6
項目
人間関係をつくる理論と技法(4)
アサーティブコミュニケーション
内容
自分と相手の双方を尊重した自己表現について学ぶ。
担当者
アナボヌ岡本実砂子
No. 7
項目
態度と対人行動
内容
自己意識と行動、自己開示、援助行動、攻撃などについて学ぶ。
担当者
中戸川 早苗
No. 8
項目
集団と個人
内容
人の成長と回復にとっての集団の役割と意味を学ぶ。
担当者
中戸川 早苗

到達目標

1.人間関係の要素である自己と他者の関係性を理解する。
2.人間関係における自分のパターンを理解し、円滑な人間関係を築くために必要な課題を理解する。
3.さまざまな関係性があることを理解する。
4.話を聴く姿勢を学び、コミュニケーション能力を向上させる。

評価方法

1)課題レポート(40%)、2)課題提出(30%)、3)グループワークへの参加態度(30%)により総合的に評価する。
評価基準:
・課題レポートでは、講義の内容から、対人関係に関して理解した内容について具体的かつ丁寧に論述できているかを評価する。
・課題提出では、対人関係について講義やグループワークを通して学んだことを具体的に述べられているかを評価する。
・グループワークへの参加の様子、発表場面での発言の様子などから目標の達成度として総合的に評価する。

準備学習(予習・復習等)

【予習・復習に必要な時間数:30時間】
予習:次回の講義項目に関係する事項の予習やグループワークの準備をして授業に臨む。
復習:配付資料と講義内容をもとに復習し、疑問点を明らかにする。

備考・その他

(なし)

教材

種別書名著者・編者発行所
教科書授業内で提示する。
参考書授業内で提示する。
教科書
署名
授業内で提示する。
著者・編者
発行所
参考書
署名
授業内で提示する。
著者・編者
発行所