Web Syllabus(講義概要)
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教育学
英文名Pedagogy
科目概要看護学科1年前期、1群科目、必修、講義、1単位(15時間)
担当者(◎は科目責任者,※は実務経験のある教員) ◎雲尾 周※
講義室
備考科目ナンバリングコード:WN101-Sh02

授業の目的

教育の現代的な課題を学習することを通して、幅広い教養を培い、多様な他者と関係を築く力や、学び探究し続ける態度、グローバル社会に貢献する力を身につけるために、現代社会において教育はどのような課題を抱えているのかを学び、その改善のためにどのような方法があり得るのかについて理解を深める。対象者が主体的に学習することを支援するための方法を実践的に学習する。

教育内容

1. 教育と学習、成長と発達について講じ、生涯学習について理解させる。
2. 保健教育など教育学における看護領域と関わりの深い内容について講ずる。
3. 教育を受ける権利について学ぶことを通して人権保障の理解を図り、看護領域での人権を考える。

教育方法

・パワーポイントと講義資料を用いた講義形式を基本に、演習を取り入れてすすめる。
・レポート・課題用紙を返却し、学生全体への講評等によりフィードバックする。
・グループワークを行い、学習成果の発表やグループでの討議を重ねる。

実務経験の授業への活用方法

雲尾 周:災害ボランティアセンターの運営・支援の実務経験を基に、災害ボランティア(コーディネーター)に必要な、コミュニケーション・スキル、傾聴スキル、議論をまとめる能力(ファシリテーション・グラフィック等)を育成する。

卒業・学位授与の方針と当該科目の関連

◎:DP2 ○:DP3、DP5

授業内容(シラバス)

項目内容担当者
1オリエンテーション
教育学概論
教育学の全体像を示した上で、社会のなかの教育と看護の関係、「教育」の概念について学ぶ。雲尾 周
2子ども・社会と教育教育対象である子どもに対する子ども観の形成とその背景を講じ、社会変動と教育について考える。雲尾 周
3教授と学習教授と学習の違いを考察し、コミュニケーションとしての教えることを看護と比較し理解する。雲尾 周
4成長と発達養護を看護・ケア・教育との異同から理解し、学校における保健室の役割と、発達概念について学ぶ。雲尾 周
5家庭教育・社会教育家庭教育の重要性について理解し、学校外教育、社会教育をつなげ、生涯学習と結び付けていく。雲尾 周
6学校教育教育の組織化としての学校について、その目標と評価、教職員の専門性、場の変動などから把握する。雲尾 周
7現代的教育課題キャリア教育、ジェンダーとセクシュアリティ等現代的教育課題の方向性を自身に照らしながら探る。雲尾 周
8教育学総論教育学のまとめとして、インクルーシヴ教育、シティズンシップ教育を素材に考える。雲尾 周
No. 1
項目
オリエンテーション
教育学概論
内容
教育学の全体像を示した上で、社会のなかの教育と看護の関係、「教育」の概念について学ぶ。
担当者
雲尾 周
No. 2
項目
子ども・社会と教育
内容
教育対象である子どもに対する子ども観の形成とその背景を講じ、社会変動と教育について考える。
担当者
雲尾 周
No. 3
項目
教授と学習
内容
教授と学習の違いを考察し、コミュニケーションとしての教えることを看護と比較し理解する。
担当者
雲尾 周
No. 4
項目
成長と発達
内容
養護を看護・ケア・教育との異同から理解し、学校における保健室の役割と、発達概念について学ぶ。
担当者
雲尾 周
No. 5
項目
家庭教育・社会教育
内容
家庭教育の重要性について理解し、学校外教育、社会教育をつなげ、生涯学習と結び付けていく。
担当者
雲尾 周
No. 6
項目
学校教育
内容
教育の組織化としての学校について、その目標と評価、教職員の専門性、場の変動などから把握する。
担当者
雲尾 周
No. 7
項目
現代的教育課題
内容
キャリア教育、ジェンダーとセクシュアリティ等現代的教育課題の方向性を自身に照らしながら探る。
担当者
雲尾 周
No. 8
項目
教育学総論
内容
教育学のまとめとして、インクルーシヴ教育、シティズンシップ教育を素材に考える。
担当者
雲尾 周

到達目標

1. 看護師として生涯学び続けられるように、自分の生涯学習について意識できる。
2. 看護領域に関連する教育分野を理解し、説明できる。
3. 看護に関わる人権保障のために自分が何をすべきか分かる。

評価方法

1)課題レポート(25%)、2)講義時作成課題(25%)、3)試験(50%)により総合的に評価する。
評価基準:
1)講義内容を理解し、自身のこととして課題を果たせているか評価する。
2)講義内容を理解し、自身の振り返りができているか評価する。
3)教育学で示されたキーワードを理解し、自分の言葉で説明できているか評価する。

準備学習(予習・復習等)

【予習・復習に必要な時間数:30時間】
予習:次回の講義項目に関係する事項の予習やグループワークの準備をして授業に臨む。
復習:配付資料と講義内容をもとに復習し、疑問点を明らかにする。

備考・その他

(なし)

教材

種別書名著者・編者発行所
教科書教育学(第8版)木村元・編医学書院
参考書授業内で提示する。
教科書
署名
教育学(第8版)
著者・編者
木村元・編
発行所
医学書院
参考書
署名
授業内で提示する。
著者・編者
発行所