Web Syllabus(講義概要)
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基礎生物学
英文名Basic Biology
科目概要看護学科1年前期、1群科目、選択、講義、1単位(15時間)
医療検査学科1年前期、1群科目、必修、講義、1単位(15時間)
担当者(◎は科目責任者,※は実務経験のある教員) ◎山口 聖子
講義室
備考科目ナンバリングコード:WN101-Bh02
科目ナンバリングコード:WL101-Bh04

授業の目的

前半は、生命の単位である細胞における生命現象に関する基礎事項を学習する。後半は、生体防御、神経系および内分泌系による体の調節の仕組みについて学習する。本講義は、医療系専門科目の履修に必要な生物学の基礎知識を修得することを目的する。

教育内容

1.生物の構成単位である細胞の構造と機能について講義する。
2.細胞が集合組織化され器官となり個体を形成する生体の階層性について講義する。
3.細胞増殖、細胞の老化と細胞死について講義する。
4.配偶子形成、受精後初期発生と器官形成の過程について講義する。
5.生体防御(免疫)について講義する。
6.神経系や内分泌系による生体の調節機構について講義する。

教育方法

・パワーポイントと講義資料を用いた講義形式(対面授業)で行う。
・講義内で小テストを実施し、フィードバックとして、小テスト終了後に解説する。小テストは返却し、復習用資料として活用する。

卒業・学位授与の方針と当該科目の関連

【看護学科】○:DP2
【医療検査学科】◎:DP2 ○:DP1、DP5

授業内容(シラバス)

項目内容担当者
1細胞の構造と機能細胞小器官の種類と働きについて学ぶ。山口 聖子
2細胞から器官系へ動物の個体を構成する組織・器官・器官系について学ぶ。山口 聖子
3細胞の増殖体細胞分裂の過程と細胞周期について学ぶ。山口 聖子
4生殖と発生配偶子形成過程(減数分裂)について学ぶ。
受精後初期発生と器官形成について学ぶ
山口 聖子
5細胞の老化と細胞死細胞の老化(テロメア短縮とテロメラーゼ)について学ぶ。
ネクローシスとアポトーシスについて学ぶ。
山口 聖子
6生体防御免疫細胞と体を守る防衛ラインの概略について学ぶ。山口 聖子
7生体の調節機構①神経細胞と情報伝達の仕組みについて学ぶ。山口 聖子
8生体の調節機構②ホルモンによる細胞間の情報伝達の仕組みについて学ぶ。山口 聖子
No. 1
項目
細胞の構造と機能
内容
細胞小器官の種類と働きについて学ぶ。
担当者
山口 聖子
No. 2
項目
細胞から器官系へ
内容
動物の個体を構成する組織・器官・器官系について学ぶ。
担当者
山口 聖子
No. 3
項目
細胞の増殖
内容
体細胞分裂の過程と細胞周期について学ぶ。
担当者
山口 聖子
No. 4
項目
生殖と発生
内容
配偶子形成過程(減数分裂)について学ぶ。
受精後初期発生と器官形成について学ぶ
担当者
山口 聖子
No. 5
項目
細胞の老化と細胞死
内容
細胞の老化(テロメア短縮とテロメラーゼ)について学ぶ。
ネクローシスとアポトーシスについて学ぶ。
担当者
山口 聖子
No. 6
項目
生体防御
内容
免疫細胞と体を守る防衛ラインの概略について学ぶ。
担当者
山口 聖子
No. 7
項目
生体の調節機構①
内容
神経細胞と情報伝達の仕組みについて学ぶ。
担当者
山口 聖子
No. 8
項目
生体の調節機構②
内容
ホルモンによる細胞間の情報伝達の仕組みについて学ぶ。
担当者
山口 聖子

到達目標

1.細胞の基本構造と細胞小器官の役割を説明できる。
2.体細胞分裂と減数分裂の分裂様式の違いを説明できる。
3.受精後の初期発生の過程、3種類の胚葉とそれらから分化する器官について説明できる。
4.細胞の老化(テロメア短縮)と細胞増殖能(テロメラーゼ活性)について説明できる。
5.個体の恒常性を維持する機構(免疫系・神経系・内分泌系)の仕組みを説明できる。

評価方法

1)定期試験(100%)により評価する。
評価基準:
・定期試験は講義で学習した内容の設問に対して正しく解答できているかを評価する。

準備学習(予習・復習等)

【予習・復習に必要な時間数:30時間】
予習:指定された教科書をもとに予習を行う。
復習:教科書、配布資料および講義内容をもとに復習する。小テストが返却されたのち、誤った箇所は見直し、疑問点を解決する。

備考・その他

【関連科目】生化学Ⅰ・Ⅱ、分子細胞生物学(医療検査学科)

教材

種別書名著者・編者発行所
教科書基礎から学ぶ
生物学・細胞生物学 第4版
和田 勝羊土社
参考書なし
教科書
署名
基礎から学ぶ
生物学・細胞生物学 第4版
著者・編者
和田 勝
発行所
羊土社
参考書
署名
なし
著者・編者
発行所