Web Syllabus(講義概要)
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解剖学Ⅱ
英文名Anatomy Ⅱ
科目概要医療検査学科1年後期、2群科目、必修、講義、1単位(30時間)
担当者(◎は科目責任者,※は実務経験のある教員) ◎竹内 法子
講義室
備考科目ナンバリングコード:WL201-Pp04

授業の目的

人体の基本的な構造を知る科目であり、神経系、感覚器系、骨格系、筋肉系、内分泌系などの器官について、各系統ごとに構造形態を学ぶ。
各器官について、マクロ・ミクロの両面からのアプローチにより機能なども併せて理解を深める。
緻密な生体構造の基本的な特性、病態との関連性についても理解をする。
病理学および病理細胞検査学をはじめ、発展的内容を含む科目の基礎となる知識を修得する。

教育内容

1.循環器、呼吸器、消化器および泌尿生殖器などを器官系ごとに、その構造形態を解説する。
2.緻密な生体構造の基本的な特性や、病態との関連性についても解説する。
3.病理学および病理細胞検査学をはじめとする、発展的内容を含む科目の基礎知識として定着させるよう解説する。

教育方法

・教科書と講義資料を用いた講義形式(対面授業)で進める。
・小テストは、答案を回収してその授業内で設問に対する模範解答を提示して解説を行い、答案は講義期間内に採点し返却することによりフィードバックを行う。

卒業・学位授与の方針と当該科目の関連

◎:DP2
〇:DP1,DP4,DP5

授業内容(シラバス)

項目内容担当者
1回神経系の概要と中枢神経(1)神経系の分類、神経組織(神経細胞と神経膠細胞)、灰白質と白質について講義する。竹内 法子
2回神経系の概要と中枢神経(2)脳脊髄膜および脳脊髄液、脳室と中心管について講義する。竹内 法子
3回中枢神経系の構造(1)脊髄および間脳(視床・視床下部)、脳幹(中脳・橋・延髄)の構造について講義する。竹内 法子
4回中枢神経系の構造(2)小脳および大脳(基底核・辺縁系・新皮質)の構造について講義する。竹内 法子
5回末梢神経系の概要と構造末梢神経系の分類、脳神経について講義する。竹内 法子
6回末梢神経系の構造脊髄神経(頸神経・胸神経・腰神経・仙骨神経・尾骨神経)について講義する。竹内 法子
7回感覚器系の概要と一般感覚器の構造感覚器の種類と形態、皮膚と皮膚附属器の構造について講義する。竹内 法子
8回特殊感覚器の構造特殊感覚器(視覚器・聴覚器・平衡感覚器・味覚器・嗅覚器)の構造について講義する。竹内 法子
9回内分泌系の構造(1)視床下部、下垂体、松果体、甲状腺、上皮小体、副腎、性腺の構造について講義する。竹内 法子
10回内分泌系の構造(2)腎臓、膵臓、消化管、心臓、胸腺の内分泌部の構造について講義する。竹内 法子
11回生殖器系の構造と胚葉形成男性生殖器および女性生殖器の構造、胚葉形成と分化、胎児付属物について講義する。竹内 法子
12回骨格系の構造骨の形状と分類、骨の構造、骨の連結(縫合と泉門、関節)について講義する。竹内 法子
13回全身の骨格人体の骨格(頭部・体幹・上肢・下肢)について講義する。竹内 法子
14回骨格筋の構造筋の形状、起始と停止、筋の補助装置、筋物質、横紋の構造、速筋と遅筋、運動単位と神経支配比、全身の主な骨格筋(頭頸部、胸腹部、背部、上肢、下肢)について講義する。竹内 法子
15回心筋と平滑筋心筋の構造、平滑筋の構造と分布について講義する。竹内 法子
1回
項目
神経系の概要と中枢神経(1)
内容
神経系の分類、神経組織(神経細胞と神経膠細胞)、灰白質と白質について講義する。
担当者
竹内 法子
2回
項目
神経系の概要と中枢神経(2)
内容
脳脊髄膜および脳脊髄液、脳室と中心管について講義する。
担当者
竹内 法子
3回
項目
中枢神経系の構造(1)
内容
脊髄および間脳(視床・視床下部)、脳幹(中脳・橋・延髄)の構造について講義する。
担当者
竹内 法子
4回
項目
中枢神経系の構造(2)
内容
小脳および大脳(基底核・辺縁系・新皮質)の構造について講義する。
担当者
竹内 法子
5回
項目
末梢神経系の概要と構造
内容
末梢神経系の分類、脳神経について講義する。
担当者
竹内 法子
6回
項目
末梢神経系の構造
内容
脊髄神経(頸神経・胸神経・腰神経・仙骨神経・尾骨神経)について講義する。
担当者
竹内 法子
7回
項目
感覚器系の概要と一般感覚器の構造
内容
感覚器の種類と形態、皮膚と皮膚附属器の構造について講義する。
担当者
竹内 法子
8回
項目
特殊感覚器の構造
内容
特殊感覚器(視覚器・聴覚器・平衡感覚器・味覚器・嗅覚器)の構造について講義する。
担当者
竹内 法子
9回
項目
内分泌系の構造(1)
内容
視床下部、下垂体、松果体、甲状腺、上皮小体、副腎、性腺の構造について講義する。
担当者
竹内 法子
10回
項目
内分泌系の構造(2)
内容
腎臓、膵臓、消化管、心臓、胸腺の内分泌部の構造について講義する。
担当者
竹内 法子
11回
項目
生殖器系の構造と胚葉形成
内容
男性生殖器および女性生殖器の構造、胚葉形成と分化、胎児付属物について講義する。
担当者
竹内 法子
12回
項目
骨格系の構造
内容
骨の形状と分類、骨の構造、骨の連結(縫合と泉門、関節)について講義する。
担当者
竹内 法子
13回
項目
全身の骨格
内容
人体の骨格(頭部・体幹・上肢・下肢)について講義する。
担当者
竹内 法子
14回
項目
骨格筋の構造
内容
筋の形状、起始と停止、筋の補助装置、筋物質、横紋の構造、速筋と遅筋、運動単位と神経支配比、全身の主な骨格筋(頭頸部、胸腹部、背部、上肢、下肢)について講義する。
担当者
竹内 法子
15回
項目
心筋と平滑筋
内容
心筋の構造、平滑筋の構造と分布について講義する。
担当者
竹内 法子

到達目標

1.神経系、感覚器系、内分泌系、生殖器系、骨格系、筋系などを器官系ごとに、その構造形態を理解し説明できる。
2.正常な生体構造における基本的な特性や生理機能を理解できる知識をつける。
3.各器官における病態との関連性など、発展的な内容について理解できる知識をつける。

評価方法

1)小テスト(30%)、2)定期試験(70%)により評価する。
評価基準:
・小テストでは、講義で学習した内容を正しく理解し知識として習得できているかを、解答により評価する。
・定期試験では、小テストに出題された内容を含む各器官の構造形態を正しく理解し、知識として習得できているかを、解答により評価する。

準備学習(予習・復習等)

【予習・復習に必要な時間数:15時間】
予習:指定された教科書・参考書および配付資料をもとに、各講義項目を予習する。
復習:教科書・参考書および配付資料、講義内容をなるべく講義当日に復習し、理解を深め知識の整理を行う。疑問点は講義担当者に質問するなどして解決する。

備考・その他

解剖生理学実習、病理学、生理機能検査学Ⅰ〜Ⅳ、画像検査学

教材

種別書名著者・編者発行所
教科書人体の構造と機能上田晃、内田さえ、鍵谷方子、原田彰宏医歯薬出版株式会社
教科書最新 臨床検査学講座 解剖学秋田恵一、星治医歯薬出版株式会社
教科書ぜんぶわかる人体解剖図坂井建雄、橋本尚詞成美堂出版
教科書新編 カラーアトラス組織・細胞学岩永敏彦、木村俊介、小林純子医歯薬出版株式会社
参考書からだがみえる
人体の構造と機能
メディックメディア
教科書
署名
人体の構造と機能
著者・編者
上田晃、内田さえ、鍵谷方子、原田彰宏
発行所
医歯薬出版株式会社
教科書
署名
最新 臨床検査学講座 解剖学
著者・編者
秋田恵一、星治
発行所
医歯薬出版株式会社
教科書
署名
ぜんぶわかる人体解剖図
著者・編者
坂井建雄、橋本尚詞
発行所
成美堂出版
教科書
署名
新編 カラーアトラス組織・細胞学
著者・編者
岩永敏彦、木村俊介、小林純子
発行所
医歯薬出版株式会社
参考書
署名
からだがみえる
人体の構造と機能
著者・編者
発行所
メディックメディア