Web Syllabus(講義概要)
トップへ戻る 前のページへ戻る
地域の健康と看護
英文名Community Health and Nursing
科目概要看護学科2年後期、3群科目、必修、講義、1単位(15時間)
担当者(◎は科目責任者,※は実務経験のある教員) ◎森谷 栄子※大谷 玲子※三宅 久枝※
講義室
備考科目ナンバリングコード:WN301-Hn04

授業の目的

地域看護は、地域で生活する人びとの健康や QOL の向上を目指す活動である。本科目では、人々の生活の場としての「地域」を理解するとともに、地域における看護活動の対象や対象の健康課題を探求し、保健医療福祉介護等の連携・協働、地域における関連機関のネットワーク構築等の社会情勢に応じた対応の必要性について理解を深める。

教育内容

1.人々の生活の場としての「地域」について理解が深まるように講義する。
2.地域で生活する人々の健康課題の概要について講義する。
3.一次・二次・三次予防に関わる地域看護活動の目的と方法について説明し、人々が自らの健康問題を改善する能力にはたらきかける看護支援の意義について講義する。

教育方法

・パワーポイントと講義資料を用いた講義形式(対面授業)ですすめる。
・レポート及び課題へのフィードバックとして、各学生に、学生全体への講評や記載例の資料とともにレポート・課題用紙を返却する。
・小テストは、テストの実施・回収後に授業内で設問・模範解答の解説をすること、開講期間中にテスト用紙を返却することによりフィードバックを行う。

実務経験の授業への活用方法

森谷 栄子, 三宅 久枝, 大谷 玲子:看護師、保健師の実務経験を活かし、地域で生活している人々への地域看護活動について教授する。

卒業・学位授与の方針と当該科目の関連

◎:DP1
○:DP2,DP3,DP4,DP5,DP6

授業内容(シラバス)

項目内容担当者
1オリエンテーション
地域の捉え方と地域看護とは
地域とは、地域の健康について考え、地域の人々の健康維持・増進をする看護活動の意義、必要性について学習する。森谷 栄子
2社会環境の変化と健康課題人口および疾病構造の変化と健康課題、社会構造・文化的背景や経済・産業構造の変化と健康課題、環境の変化と健康課題について学習する。
健康課題解決のためのソーシャルキャピタル等の資源について学習する。
森谷 栄子
3地域看護活動地域看護の理念と機能、地域看護活動の歴史について学習する。森谷 栄子
4地域看護の目的地域看護の目的と対象、活動方法について学習する。森谷 栄子
5地域看護活動の連携と協働地域看護活動の場、地域における連携・協働について学習する。大谷 玲子
6地域看護活動の展開地域看護活動の展開、地域看護活動の主なツールについて学習する。森谷 栄子
7暮らしの疾病予防生活構造・生活習慣と疾病予防について学習する。三宅 久枝
8地域看護活動と保健師の役割地域看護活動と保健師の役割について学習する。森谷 栄子
No. 1
項目
オリエンテーション
地域の捉え方と地域看護とは
内容
地域とは、地域の健康について考え、地域の人々の健康維持・増進をする看護活動の意義、必要性について学習する。
担当者
森谷 栄子
No. 2
項目
社会環境の変化と健康課題
内容
人口および疾病構造の変化と健康課題、社会構造・文化的背景や経済・産業構造の変化と健康課題、環境の変化と健康課題について学習する。
健康課題解決のためのソーシャルキャピタル等の資源について学習する。
担当者
森谷 栄子
No. 3
項目
地域看護活動
内容
地域看護の理念と機能、地域看護活動の歴史について学習する。
担当者
森谷 栄子
No. 4
項目
地域看護の目的
内容
地域看護の目的と対象、活動方法について学習する。
担当者
森谷 栄子
No. 5
項目
地域看護活動の連携と協働
内容
地域看護活動の場、地域における連携・協働について学習する。
担当者
大谷 玲子
No. 6
項目
地域看護活動の展開
内容
地域看護活動の展開、地域看護活動の主なツールについて学習する。
担当者
森谷 栄子
No. 7
項目
暮らしの疾病予防
内容
生活構造・生活習慣と疾病予防について学習する。
担当者
三宅 久枝
No. 8
項目
地域看護活動と保健師の役割
内容
地域看護活動と保健師の役割について学習する。
担当者
森谷 栄子

到達目標

1.人々の生活の場としての「地域」を説明できる。
2.地域で生活する人々の健康課題の概要を説明できる。
3.一次・二次・三次予防に関わる地域看護活動の目的と方法を理解し、人々が自らの健康問題を改善する能力を高めるために、看護職が支援することの意義を説明できる。

評価方法

1)小テスト(10%)、2)課題レポート提出(20%)、3)筆記試験(70%)により評価する。
評価基準:
・小テストでは、各回に学習した設問に対して正しく解答できているかを評価する。
・課題提出では、提示された課題レポートについて講義で学習した内容を踏まえ、地域看護活動について具体的に述べられているかを評価する。

準備学習(予習・復習等)

【予習・復習に必要な時間数:30時間】
予習:指定された教科書・参考書の各講義項目に関係する箇所を読み授業に臨む(45分)。
復習:配付資料と講義内容をもとに復習し、疑問点を明らかにする。返却された小テストを復習し間違っている箇所について復習する(45分)

備考・その他

なし

教材

種別書名著者・編者発行所
教科書系統看護学講座 公衆衛生 第14版神馬 征峰
医学書院
教科書系統看護学講座 地域・在宅看護論【1】第6版河原 加代子医学書院
参考書最新 公衆衛生看護学 第3版宮﨑美砂子日本看護協会出版会
参考書公衆衛生看護学.jp第5版荒賀直子インターメディカル
教科書
署名
系統看護学講座 公衆衛生 第14版
著者・編者
神馬 征峰
発行所
医学書院
教科書
署名
系統看護学講座 地域・在宅看護論【1】第6版
著者・編者
河原 加代子
発行所
医学書院
参考書
署名
最新 公衆衛生看護学 第3版
著者・編者
宮﨑美砂子
発行所
日本看護協会出版会
参考書
署名
公衆衛生看護学.jp第5版
著者・編者
荒賀直子
発行所
インターメディカル