Web Syllabus(講義概要)
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社会保障と社会福祉
英文名Social Security and Social Welfare
科目概要看護学科2年前期、2群科目、必修、講義、1単位(15時間)
担当者(◎は科目責任者,※は実務経験のある教員) ◎森谷 栄子※大谷 玲子※三宅 久枝※
講義室
備考科目ナンバリングコード:WN201-Sh04

授業の目的

健康で文化的な最低限の生活を営むことは日本国憲法に保障された国民の権利である。看護の対象者の健康と生活を支えるための社会保障制度について学修する。また、社会福祉と医療の連携が重要視される中、社会福祉をめぐる基本的な事項について学修する。

教育内容

1.我が国の社会保障制度のしくみについて説明する。
2.地域における保健・医療・福祉の連携について説明する。

教育方法

・パワーポイントと講義資料を用いた講義形式(対面授業)ですすめる。
・レポート及び課題へのフィードバックとして、各学生に、学生全体への講評や記載例の資料とともにレポート・課題用紙を返却する。
・小テストは、テストの実施・回収後に授業内で設問・模範解答の解説をすること、開講期間中にテスト用紙を返却することによりフィードバックを行う。

実務経験の授業への活用方法

森谷 栄子, 大谷 玲子, 三宅 久枝, :看護師や保健師の実務経験を活かし、地域の人々の健康と生活を支えるための我が国の社会保障と社会福祉について教授する。

卒業・学位授与の方針と当該科目の関連

◎:DP1
○:DP3,DP5,DP6

授業内容(シラバス)

項目内容担当者
1オリエンテーション
社会保障と社会福祉の歴史と動向
社会保障や社会福祉の定義、法体系予算や規模などについて学習する。
社会福祉や社会保険の動向を含め、わが国の社会保障制度の歴史を学習する。
森谷 栄子
2生活保護制度のしくみ生活保護における生活保障の仕組みと内容について学習する。森谷 栄子
3社会保障制度(1)公的年金制度のしくみと概要、種類について学習し、年金制度の今後の課題について考察する。三宅 久枝
4社会保障制度(2)雇用保険制度の概要を学習し、必要とされる社会的背景について考察する。また、雇用保険制度の今後の課題について考察する。労働災害保険の概要について学習する。三宅 久枝
5社会保障制度(3)日本の医療保険制度の体系と概要について学習する。そして、保険診療と診療報酬の関係について学習し、医療保険制度の今後の課題について考察する。森谷 栄子
6社会保障制度(4)介護保険が創設された社会的背景と概要、しくみについて学習する。介護保険制度の今後の課題について考察する。森谷 栄子
7障害者福祉法のしくみ障害者福祉の法律と施策について学習し、障害者ケアマネジメントの考え方について学習する。大谷 玲子
8生活と福祉障害をもちながら地域で生活をするということを考え、地域における保健と福祉、医療の連携のあり方について考える。森谷 栄子
No. 1
項目
オリエンテーション
社会保障と社会福祉の歴史と動向
内容
社会保障や社会福祉の定義、法体系予算や規模などについて学習する。
社会福祉や社会保険の動向を含め、わが国の社会保障制度の歴史を学習する。
担当者
森谷 栄子
No. 2
項目
生活保護制度のしくみ
内容
生活保護における生活保障の仕組みと内容について学習する。
担当者
森谷 栄子
No. 3
項目
社会保障制度(1)
内容
公的年金制度のしくみと概要、種類について学習し、年金制度の今後の課題について考察する。
担当者
三宅 久枝
No. 4
項目
社会保障制度(2)
内容
雇用保険制度の概要を学習し、必要とされる社会的背景について考察する。また、雇用保険制度の今後の課題について考察する。労働災害保険の概要について学習する。
担当者
三宅 久枝
No. 5
項目
社会保障制度(3)
内容
日本の医療保険制度の体系と概要について学習する。そして、保険診療と診療報酬の関係について学習し、医療保険制度の今後の課題について考察する。
担当者
森谷 栄子
No. 6
項目
社会保障制度(4)
内容
介護保険が創設された社会的背景と概要、しくみについて学習する。介護保険制度の今後の課題について考察する。
担当者
森谷 栄子
No. 7
項目
障害者福祉法のしくみ
内容
障害者福祉の法律と施策について学習し、障害者ケアマネジメントの考え方について学習する。
担当者
大谷 玲子
No. 8
項目
生活と福祉
内容
障害をもちながら地域で生活をするということを考え、地域における保健と福祉、医療の連携のあり方について考える。
担当者
森谷 栄子

到達目標

1.我が国の社会保障制度のしくみについて説明できる。
2.地域における保健・医療・福祉の連携について説明できる。

評価方法

1)小テスト(20%)、2)課題提出(5%)、3)筆記試験(75%)により評価する。
評価基準:
・小テストでは、各回に学習した設問に対して正しく解答できているかを評価する。
・課題提出では、提示された主題について講義で学習した内容を踏まえ、自己の考えを具体的に述べられているかを評価する。

準備学習(予習・復習等)

【予習・復習に必要な時間数:30時間】
予習:指定された教科書・参考書の各講義項目に関係する箇所を読み授業に臨む(45分)。
復習:配付資料と講義内容をもとに復習し、疑問点を明らかにする。小テストの復習を行い、特に誤っている箇所については復習をしっかり行う(45分)

備考・その他

なし

教材

種別書名著者・編者発行所
教科書系統看護学講座 健康支援と社会保障制度【3】
社会保障・社会福祉
福田素生医学書院
参考書授業内で提示する。
教科書
署名
系統看護学講座 健康支援と社会保障制度【3】
社会保障・社会福祉
著者・編者
福田素生
発行所
医学書院
参考書
署名
授業内で提示する。
著者・編者
発行所