Web Syllabus(講義概要)
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症候・疾病論Ⅳ
英文名Symptomatology and Pathophysiology for Nursing Ⅳ
科目概要看護学科2年後期、2群科目、必修、講義、1単位(15時間)
担当者(◎は科目責任者,※は実務経験のある教員) ◎三藤 久※
講義室
備考科目ナンバリングコード:WN201-Sa04

授業の目的

臨床で遭遇する頻度の高いアレルギー疾患、膠原病、整形外科疾患、皮膚疾患、眼科疾患、耳鼻咽喉科疾患の病態生理ならびに漢方医学、移植医療の看護実践の基本となる知識を講義する。

教育内容

1.代表的なアレルギー疾患の症状、病態について説明する。
2.代表的な膠原病の症状、病態について説明する。
3.代表的な整形外科疾患の症状、病態について説明する。
4.代表的な皮膚疾患の症状、病態について説明する。
5.代表的な眼科疾患の症状、病態について説明する。
6.代表的な耳鼻咽喉科疾患の症状、病態について説明する。
7.漢方医学について説明する。
8.移植医療について説明する。

教育方法

・パワーポイントと講義資料を用いた講義形式(対面授業)ですすめる。
・課題へのフィードバックとして、各学生に、学生全体への講評や記載例の資料とともに課題用紙を返却する。
・小テストは、テストの実施・回収後に授業内で設問・模範解答の解説をすること、開講期間中にテスト用紙を返却することによりフィードバックを行う。

実務経験の授業への活用方法

三藤 久:医師としての臨床経験を踏まえ、代表的なアレルギー疾患、膠原病、整形外科疾患、皮膚疾患、眼科疾患、耳鼻咽喉科疾患ならびに漢方医学、移植医療について教授し、看護への応用を概説する。

卒業・学位授与の方針と当該科目の関連

◎:DP4
○:DP3,DP7

授業内容(シラバス)

項目内容担当者
1オリエンテーション
アレルギー疾患
アレルギー疾患、アナフィラキシーショックについて理解する。三藤 久
2膠原病全身性エリテマトーデス<SLE>、関節リウマチなどの膠原病について理解する。三藤 久
3整形外科疾患骨折、変形性関節症、腰痛症(椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症)、骨粗鬆症について理解する。三藤 久
4皮膚科疾患湿疹、蕁麻疹、帯状疱疹、疥癬、蜂窩織炎、熱傷について理解する。三藤 久
5眼科疾患白内障、緑内障、網膜剝離、網膜症、屈折異常などの眼科疾患について理解する。三藤 久
6耳鼻咽喉科疾患聴覚障害(難聴、Ménière<メニエール>病)、炎症性疾患(咽頭炎、扁桃炎)、花粉症(アレルギー性鼻炎)、腫瘍(舌癌、咽頭癌)について理解する。三藤 久
7漢方医学漢方医学の基本的な考え方と実際の臨床の場での漢方薬の 使い方や注意点について理解する。三藤 久
8移植医療移植医療の種類、方法、看護師の関わりについて理解する。三藤 久
No. 1
項目
オリエンテーション
アレルギー疾患
内容
アレルギー疾患、アナフィラキシーショックについて理解する。
担当者
三藤 久
No. 2
項目
膠原病
内容
全身性エリテマトーデス<SLE>、関節リウマチなどの膠原病について理解する。
担当者
三藤 久
No. 3
項目
整形外科疾患
内容
骨折、変形性関節症、腰痛症(椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症)、骨粗鬆症について理解する。
担当者
三藤 久
No. 4
項目
皮膚科疾患
内容
湿疹、蕁麻疹、帯状疱疹、疥癬、蜂窩織炎、熱傷について理解する。
担当者
三藤 久
No. 5
項目
眼科疾患
内容
白内障、緑内障、網膜剝離、網膜症、屈折異常などの眼科疾患について理解する。
担当者
三藤 久
No. 6
項目
耳鼻咽喉科疾患
内容
聴覚障害(難聴、Ménière<メニエール>病)、炎症性疾患(咽頭炎、扁桃炎)、花粉症(アレルギー性鼻炎)、腫瘍(舌癌、咽頭癌)について理解する。
担当者
三藤 久
No. 7
項目
漢方医学
内容
漢方医学の基本的な考え方と実際の臨床の場での漢方薬の 使い方や注意点について理解する。
担当者
三藤 久
No. 8
項目
移植医療
内容
移植医療の種類、方法、看護師の関わりについて理解する。
担当者
三藤 久

到達目標

1.代表的なアレルギー疾患の症状、病態について説明ができる。
2.代表的な膠原病の症状、病態について説明ができる。
3.代表的な整形外科疾患の症状、病態について説明ができる。
4.代表的な皮膚疾患の症状、病態について説明ができる。
5.代表的な眼科疾患の症状、病態について説明ができる。
6.代表的な耳鼻咽喉科疾患の症状、病態について説明ができる。
7.漢方医学について説明ができる。
8.移植医療について説明ができる。

評価方法

1)小テスト(10%)、2)課題レポート(10%)、3)筆記試験(80%)により評価する。
評価基準:
・レポートでは、講義の内容から必要とされる看護について具体的かつ丁寧に論述できているかを評価する。
・小テストでは、講義で学習してきた設問に対して正しく解答できているかを評価する。

準備学習(予習・復習等)

【予習・復習に必要な時間数:30時間】
予習:指定された教科書・参考書の各講義項目に関係する箇所を読み授業に臨む。
復習:配付資料と講義内容をもとに復習し、疑問点を明らかにする。

備考・その他

なし

教材

種別書名著者・編者発行所
教科書看護のための臨床病態学 第4版浅野嘉延、吉山直樹南山堂
参考書病気がみえる vol.6 免疫・膠原病・感染症医療情報科学研究所メディックメディア
参考書病気がみえる vol.11 運動器・整形外科医療情報科学研究所メディックメディア
参考書病気がみえる vol.12 眼科医療情報科学研究所メディックメディア
参考書病気がみえる vol.13 耳鼻咽喉科医療情報科学研究所メディックメディア
参考書病気がみえる vol.14 皮膚科医療情報科学研究所メディックメディア
教科書
署名
看護のための臨床病態学 第4版
著者・編者
浅野嘉延、吉山直樹
発行所
南山堂
参考書
署名
病気がみえる vol.6 免疫・膠原病・感染症
著者・編者
医療情報科学研究所
発行所
メディックメディア
参考書
署名
病気がみえる vol.11 運動器・整形外科
著者・編者
医療情報科学研究所
発行所
メディックメディア
参考書
署名
病気がみえる vol.12 眼科
著者・編者
医療情報科学研究所
発行所
メディックメディア
参考書
署名
病気がみえる vol.13 耳鼻咽喉科
著者・編者
医療情報科学研究所
発行所
メディックメディア
参考書
署名
病気がみえる vol.14 皮膚科
著者・編者
医療情報科学研究所
発行所
メディックメディア