Web Syllabus(講義概要)
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看護形態機能学Ⅲ
英文名Anatomy and Physiology for Nursing Ⅲ
科目概要看護学科1年後期、2群科目、必修、講義、2単位(30時間)
担当者(◎は科目責任者,※は実務経験のある教員) ◎三藤 久※小山 友里江※
講義室
備考科目ナンバリングコード:WN201-Sa04

授業の目的

神経系や感覚器が、体内・体外の環境変化に対応してどのように生体機能を調節するか、また、生体機能を維持するために必要な睡眠や休息について説明する。生殖器と、個体発達の過程について説明する。
神経系や感覚器、睡眠の異常について説明し、バイタルサイン、看護への応用を明らかにする。

教育内容

1.神経系の構造と機能、調節について説明する。
2.運動器系の構造と機能、調節について説明する。
3.皮膚の構造と機能について説明する。
4.睡眠と休息について説明する。

教育方法

・パワーポイントと講義資料を用いた講義形式(対面授業)ですすめる。
・課題へのフィードバックとして、各学生に、学生全体への講評や記載例の資料とともに課題用紙を返却する。
・小テストは、テストの実施・回収後に授業内で設問・模範解答の解説をすること、開講期間中にテスト用紙を返却することによりフィードバックを行う。

実務経験の授業への活用方法

三藤 久, 小山 友里江:医師・看護師としての臨床経験を踏まえ、神経系や感覚器の構成と機能について教授し、看護への応用を概説する。

卒業・学位授与の方針と当該科目の関連

◎:DP4
〇:DP3,DP7

授業内容(シラバス)

項目内容担当者
1オリエンテーション
神経系全体の概観
神経系の全体像と神経系を構成する細胞と機能について理解する。三藤 久
2中枢神経系大脳・間脳・脳幹・小脳の構造と機能について理解する。三藤 久
3脳血管と脳脊髄液脳血管の走行と脳脊髄液の生成、機能について理解する。三藤 久
4脳神経脳神経の解剖と機能について理解する。三藤 久
5末梢神経系末梢神経系の解剖と機能について理解する。三藤 久
6自律神経系自律神経系の解剖と機能について理解する。三藤 久
7視覚器(眼)眼球の構造と機能について理解する。三藤 久
8平衡・聴覚器外耳・中耳・内耳の構造と機能について理解する。三藤 久
9嗅覚器、味覚器嗅粘膜・味蕾の構造と機能について理解する。三藤 久
10運動器の概観運動器を構成する骨・関節・骨格筋の概観について理解する。三藤 久
11骨・関節の構造と機能骨・軟骨組織・関節の構造と機能について理解する。三藤 久
12骨格筋の構造と機能骨格筋の構造と、筋収縮を引き起こすメカニズムについて理解する。三藤 久
13皮膚の構造と機能皮膚とその付属器の構造と機能について理解する。三藤 久
14睡眠と休息睡眠と休息、リラクゼーションについて理解する。三藤 久
15看護への応用身近な事例を取り上げ、当科目の履修内容と看護とのつながりを理解する。小山 友里江
No. 1
項目
オリエンテーション
神経系全体の概観
内容
神経系の全体像と神経系を構成する細胞と機能について理解する。
担当者
三藤 久
No. 2
項目
中枢神経系
内容
大脳・間脳・脳幹・小脳の構造と機能について理解する。
担当者
三藤 久
No. 3
項目
脳血管と脳脊髄液
内容
脳血管の走行と脳脊髄液の生成、機能について理解する。
担当者
三藤 久
No. 4
項目
脳神経
内容
脳神経の解剖と機能について理解する。
担当者
三藤 久
No. 5
項目
末梢神経系
内容
末梢神経系の解剖と機能について理解する。
担当者
三藤 久
No. 6
項目
自律神経系
内容
自律神経系の解剖と機能について理解する。
担当者
三藤 久
No. 7
項目
視覚器(眼)
内容
眼球の構造と機能について理解する。
担当者
三藤 久
No. 8
項目
平衡・聴覚器
内容
外耳・中耳・内耳の構造と機能について理解する。
担当者
三藤 久
No. 9
項目
嗅覚器、味覚器
内容
嗅粘膜・味蕾の構造と機能について理解する。
担当者
三藤 久
No. 10
項目
運動器の概観
内容
運動器を構成する骨・関節・骨格筋の概観について理解する。
担当者
三藤 久
No. 11
項目
骨・関節の構造と機能
内容
骨・軟骨組織・関節の構造と機能について理解する。
担当者
三藤 久
No. 12
項目
骨格筋の構造と機能
内容
骨格筋の構造と、筋収縮を引き起こすメカニズムについて理解する。
担当者
三藤 久
No. 13
項目
皮膚の構造と機能
内容
皮膚とその付属器の構造と機能について理解する。
担当者
三藤 久
No. 14
項目
睡眠と休息
内容
睡眠と休息、リラクゼーションについて理解する。
担当者
三藤 久
No. 15
項目
看護への応用
内容
身近な事例を取り上げ、当科目の履修内容と看護とのつながりを理解する。
担当者
小山 友里江

到達目標

1.ニューロン、神経線維、シナプスの構造、興奮の伝達・伝導について説明できる。
2.中枢神経系の主要な領域と機能、被膜、脳室、血管系について説明できる。
3.各末梢神経の支配領域と機能、感覚器の構造と機能について説明できる。
4.睡眠と休息の必要性を説明できる。
6.ヒトの個体発生と老化について説明できる。
7.履修内容と看護の関わりについて説明できる。

評価方法

1)小テスト(10%)、2)課題レポート(10%)、3)筆記試験(80%)により評価する。
評価基準:
・レポートでは、講義の内容から必要とされる看護について具体的かつ丁寧に論述できているかを評価する。
・小テストでは、講義で学習してきた設問に対して正しく解答できているかを評価する。

準備学習(予習・復習等)

【予習・復習に必要な時間数:60時間】
予習:指定された教科書・参考書の各講義項目に関係する箇所を読み授業に臨む。
復習:配付資料と講義内容をもとに復習し、疑問点を明らかにする。

備考・その他

なし

教材

種別書名著者・編者発行所
教科書看護形態機能学 生活行動からみるからだ 第4版菱沼 典子日本看護協会出版会
参考書からだがみえる 第1版医療情報科学研究所メディックメディア
教科書
署名
看護形態機能学 生活行動からみるからだ 第4版
著者・編者
菱沼 典子
発行所
日本看護協会出版会
参考書
署名
からだがみえる 第1版
著者・編者
医療情報科学研究所
発行所
メディックメディア